嘘をもうひとつだけ 東野圭吾
サスペンスにはサスペンスなんだけど、誰が犯人かを辿っていくというより、人の嘘を見抜いていく、っていう方に重きを置いてて面白かった!
短編集なので読みやすい。
中でも「狂った計算」が好き。愛ってなんなのかと漠然とした疑問にもなったけど
動機でヒトの嫌なところに思いっきり触れた方のがよりリアル、そんな背景が…って身近に感じられた。ここに出てくる被疑者と同じ感情になることもあるからなあ
嘘はいけないもの。そんなのは分かりきっていて、
ただこの中に出てくる嘘は、故人のためか、自分のためか、、正当化できるものではないけれど、その嘘に愛はあったんじゃないのかな
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