ベストボディジャパンとの出会い②
会場の最寄駅には、日焼けした男性たちがズラり…笑
これは、コンテストあるあるでしょう。笑
入社初日にスーツ着てる人は、きっとスーツ着てる人がたくさん目に入ってくる。
採用試験や受験の会場に向かうとき、制服を着ている人や参考書を持っている人がとても目に入ってくる。
子どもが生まれたら、街中の子どもがすごい目に入ってくる。
こんな経験ありませんか?笑
という話は置いといて。
みんな自信に満ちた顔をしています。
「よし、俺もやれるだけのことをやろう!」
受付をするまでにかなり長蛇の列ができています。
会場の控室は意外と狭く、みな自分のスペースを確保しようとしているんだと後に知りました。
たくにぃ、色々教えてくれてありがとう。
(もし、よかったらベストボディジャパンとの出会い①からお読みいただけると、話が入りやすいかと思います。)
控室では、いきなりお弁当を広げる人や、急に上裸になる人、腕立て伏せを始める人など、初出場の僕にとっては彼らの当たり前が当たり前ではなくて笑ってしまいました。笑
新しいことを体験することって楽しい。そう思えた瞬間です。
少し、リラックスできました。
いよいよ、出番です。
僕は、身体のサイズ的に、モデルジャパン部門なのか、ベストボディジャパン部門なのか、微妙なところだったので、ダブルエントリーをしました。
ベスボには、3つの部門があり、それぞれの部門で審査基準が設けられています。
詳細は、公式ホームページをご覧いただけると良いかと思います。
「ベストボディジャパン ミドルクラスに出場される方!!」
と、係の方の号令で皆動き出します。
そこから、僕もパンプに入ります。
舞台袖に移動するとき、僕の心臓はバクバク。
前日から水抜きをしていたこともあり、口の中はからからでした。
しかし、身体は今までにないぐらい血管が浮き出ていました。
舞台袖でも、会場ステージから流れる爆音のBGMと、MCの方の声が無茶苦茶聞こえてきます。
「フロントポーズ!」
という、MCのかけ声に合わせてタイミングよくポーズをとり最終調整を済ませていざ出陣。
塩分不足で、足が攣らないようにと、ひと口だけOS-1を飲み、ステージへ。。。
ステージ上の照明に思わずびっくり・・・
車のハイビームで目がやられたのかと思うぐらい眩しかった・・・
そして、何より緊張していた。
ポーズもうまく取れてるか全くわからん!当たり前やけど鏡もないし!
「18番!」
自分の番号が呼ばれて一歩前に出る。
ウォーキング審査。
仕事中も、休みの日も歩く時は、常に姿勢や歩き方に気をつけていた。
緊張からか、むっちゃ早歩きな気がした。
どこを見ればいいかわからない。
でもとりあえず下を見るな!!胸を張れ!と、自分に言い聞かせながら、
練習通り、頭の中で、「1・2・3・4・5・6」と、歩数を数えながらポーズを決める。
「ステージ上では、1秒も気を抜かないでくださいね。」
そう教えていただいていたので、常に腹筋に力を入れてポージングしていました。
笑顔も絶やさないように、口がカピカピになりながら一生懸命笑顔を作っていました。笑
あっという間のステージングでした。
出場人数がかなり多く、決勝の10人に残れるかは正直微妙だと思った。
どの大会でもそうだと思うが、ステージから控室に戻る頃にはもう番号が発表されている・・・
たくにぃの嬉しそうな顔を見て、決勝に残れたと思った。
この時、とても嬉しかった。
”自重トレーニングでもやれる”
そう思った。
続いて、モデルジャパン部門。
さっきほどの緊張はない。
むしろ、早くステージに立ちたい。
そんなワクワクした気持ちになっている自分がいることにびっくり。。。
あんなに、行きたくないって言うてたのに・・・笑
そしたらなんと…
モデルジャパンでも決勝進出!!
すぐに、ライブ配信で見てくれている親や友人、同僚たちにLINEを送りました。
みんなの応援メッセージが本当に嬉しかった。
応援の力ってこんなにすごいパワーになるんやなって改めて思った。
中学校のバスケ部の大会以来、大舞台で自分がこんな多くの人から応援されることなんてなかったな…..
と、決勝までは、少し時間があったので選手の方と交流をさせていただきました。
筋トレ、トレーニング、ボディメイクを通して新しい人間関係ができるとは思っていませんでした。
交流してくださった方々ありがとうございました。
さて、いよいよ決勝です。
ベストボディジャパン部門からです。
これまで以上に身体をパンプさせます。
痛めている左肩のことなんて完全に頭から離れています。脳みそってすごいですよね。アドレナリン出まくりだったと思います。
決勝は曲調が変わります。
Youtubeで聞いて口ずさんでいたBGMに胸が高鳴ります。
しかし、ベスボ部門はファーストコールに呼ばれず、無念の敗退。
舞台上では内心落ち込み気味でした…
が!!
「ベスボとモデル両方入賞する人ってあんまりいないんですよ!」
「両方獲っちゃったら、審査基準ってなに?ってなりますよね?」
「だから、何か意味がありますよ!」
なるほど!と、たくにぃのひと言で復活!笑
名トレーナーです。
僕は、モデル部門に全勢力を注ぎ込むことにしました。
ファーストコールの瞬間です……
「それでは、お呼びします。」
「●●番!●●番!●●番!19番!・・・」
僕の番号が呼ばれました!
よしよしよし!
ほんまに呼ばれたぞ!
さらに力が入ります。
そして、なんと「●●番!19番!・・・」
さらに4人に残ることができました。
あと、少し…
「●●番!19番!」
なんとなんとなんと!!
最後の2人まで残ることができました!
最後は、握手を交わし、
僕のベストボディジャパン初出場はこれで幕を閉じました。
実は、
最後の2人に残って、隣の人と握手する姿に憧れていた。
ずっと、寝る前にイメージしていた。
会場中の人たちがみんな見てる。
ライブ配信を観て応援してくれている人がいる。
これほど、注目されることは幼少期を除いてはなかった。
もう、本当に楽しくて仕方がなかった。
舞台上で身体を見られるなんて、、、とはじめは思っていたけど、
最高だった。
自分で言うのも変だけど、社会人になってから一番輝いていたと思う。
本当に、挑戦してよかった。
今は、そう思える。
結果は、準グランプリでした。悔しかった。
けど、順位がどうこうの話ではなくて、
あの時、挑戦した自分を褒めてあげたい。
あの時、一歩踏み出したこと。
また、踏み出す勇気をくれたコーチと、
プッシュしてくれた、たくにぃの存在。
勇気を持って踏み出してみれば、
案外自分が不安だと思っていた事は全然大したことではなくて、
妄想だったと気づいたこと。
ベストボディジャパンという大会の名前すら知らなかった僕が、
出場を決意して、たくさんの人の力を借りて、
こんな素晴らしい経験をすることができた。
皆さんも、一歩踏み出してみませんか?
大会じゃなくてもいいんです。こんな大きな舞台じゃなくていいんです。
本当はやりたいのに、やってないこととか、
やりたくても家族のせいにしたり、誰かのせいにしたり、
できない理由ばっかり考えている人とか、
そんな人たくさんいると思ってます。
僕もそうでした。
”やりたいことなんてない”
そう思ってた。
でも、そんなこと絶対ない。だったら今まで生きてこられてない。笑
なんとなく毎日を生きて、お金のために働いて、目標や夢を持たずに生きていたら、きっと死と本気で向き合った時に後悔する。
僕はそう思いました。
あなたにも輝ける場所はきっとあるはずです。
諦めないでください。
人生一回きりだから。
何かを始めるのに遅いなんてない。
今この瞬間が人生で一番若い日です。
-----P・S-----
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