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リュディア書評

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記事一覧

書評 億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド

リュディアです。億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインドを読みましたので感想です。

書かれていることは誰が見ても、まーそうなんだろうな、と思うのですが、それを実行に移し継続することがいかに重要であるかを理解できる良書だと思います。実際に、億単位のお金を稼げるか、というと多くの方にとっては難しいのですが、心構えとして同じマインドを意識しながら生きる

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書評 不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリング 天才はなにを証明したのか

リュディアです。不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリング 天才はなにを証明したのかを読みましたので感想です。

初学者の方が読んでもわからないですね。いろいろな角度から不完全性定理を眺めているところは面白いと思いますが、雰囲気だけでもわかってもらう、という目的を達成するための本には見えないです。それであれば他の書籍の方がよいのではないかと思いました。

では、ごきげんよう。

書評 温泉百名山

リュディアです。日帰りで登れる 温泉百名山を読みましたので感想です。

眺めているだけでも楽しいのですが、関西に住んでいる私には遠いところが多く、もう少し地域別に絞ってもらいたかったな、という印象です。でも見てるだけで、リラックスできる感じになります。

では、ごきげんよう。

書評 Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー[第2版]

リュディアです。Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー[第2版]を読みましたので感想です。

マイクロコピーという言葉を知りませんでした。そのため、この書籍に出会うきっかけは無いのですが、偶然、本屋で見かけてこのような世界があるのか、と思い手にとってみました。多くの方にとって、言われてみたらあるね、そういうのをマイクロコピーというのね、という程度の内容だと思います。でも本書を読んだ後

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書評 ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト

リュディアです。ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルトを読みましたので感想です。

1か月ほど前に著者の森永卓郎さんが亡くなられました。私は以前に本書を購入していたのですが、なかなか読み始める機会が無くて今になってしまいました。

内容を信じるか信じないかは人に任せるとして、的を得ている部分と?な部分、つまり陰謀論的な部分が混在しているように感じました。しかし本書のような内容が好きで金

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書評 人を操る禁断の文章術

リュディアです。人を操る禁断の文章術を読みましたので感想です。

2015年の書籍なので少し古いですが、内容は陳腐化していません。仕事でも使える文書技術がちりばめられています。何もかも鵜呑みにする必要はないですが、使える部分は使っていこうと思います。良書だと思います。

では、ごきげんよう。

書評 あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン

リュディアです。あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスンを読みましたので感想です。

軽い読み物としては面白いですね。勝手にマイケルサンデルの白熱教室のような内容を期待していたのでちょっと期待外れでした。

では、ごきげんよう。

書評 昭和人間のトリセツ (日経プレミアシリーズ)

リュディアです。昭和人間のトリセツ (日経プレミアシリーズ)を読みましたので感想です。

昭和の人あるある、という感じですかね。分析というよりも笑いをとりにいってる感じで、特に得るものはなかったです。こういうタイプの書籍を好きな人もいるのだと思いますが、私には合わなかったということですね。

では、ごきげんよう。

書評 南海トラフ地震の真実

リュディアです。南海トラフ地震の真実を読みましたので感想です。

興味深いドキュメンタリーでした。事実に基づいて書かれているので、南海トラフが持ち上げられているが予算を確保するためである、と切って捨てます。記載されている内容は事実であることは理解して、正しく恐れる、過度に恐れない、ということが重要なのかな、と思いました。自分が南海トラフを過度に恐れている、と感じる人は一読することをお勧めします。骨

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書評 「がん」はどうやって治すのか 科学に基づく「最良の治療」を知る

リュディアです。「がん」はどうやって治すのか 科学に基づく「最良の治療」を知るを読みましたので感想です。

自分の年齢があがってくると、身内や知人にがんになったり、がんで亡くなったりという方がちらほら出始めました。どのような治療があるのか、要領よくまとめられていて良い本だと思います。怪しい民間治療などではなく、しっかりと検証された治療法が書かれています。自分や自分の家族ががんに向き合うときに、少し

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書評 スピノザの診察室

リュディアです。スピノザの診察室を読みましたので感想です。

医療小説に分類されるのでしょうが、人の生と死、そして職場やご近所の人間模様を描いた面白い小説でした。一気に読んでしまいましたが、毎日、ぼちぼちと読めばよかったな、と思いまして、もう一度読み直しました。今度は一週間かけて。お勧めします。

では、ごきげんよう。

書評 フリーランス&副業で働く!実践ガイド

リュディアです。フリーランス&副業で働く!実践ガイド (日経ムック)を読みましたので感想です。

最近、フリーランスが話題になることが多いですね。また大企業でも副業が認められるようになり、そのうちすべての人がフリーランスとなって企業と業務委託契約を結ぶような時代になるのでは、という気がしています。米国のような解雇が簡単にできる国はある意味、全員がフリーランスに近い状態ではあります。企業におられる方

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書評 ウクライナ危機後の地政学

リュディアです。ウクライナ危機後の地政学を読みましたので感想です。

エネルギーの観点から世界はどうなるか、日本はどうあるべきか、ということが書かれています。日本は特にエネルギーを外国に頼っている国なので脆弱であり、外交で失敗してエネルギーを停止されると太平洋戦争と同じことが起こってしまいます。ある特定の視点であることを意識したうえで、広い範囲で論点が整理されており面白い本でした。お薦めします。

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書評 マッキンゼー 未来をつくる経営 日本企業の底力を引き出す

リュディアです。マッキンゼー 未来をつくる経営 日本企業の底力を引き出すを読みましたので感想です。

日本企業の現状を後から見たらどうなるか、という視点でまとめられている部分は良いと思います。何となく読んでみましたが、最近、この手のコンサル本というか評論本のようなタイプには飽きてきている自分に気づきました。

では、ごきげんよう。