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Unity税になかった「三方良し」思想

Unity税のことで描き忘れたこと。


三方良し

商売がうまくいくためには、「売り手」も「買い手」も満足し、社会貢献することが重要だと本気で思う。

Unity税は「一方だけよし」の結果、誰も得しなかった

Unity税は市場を独占したところで、買い手のことを考えずに、Unityだけが一方的に儲かるようにルール変更してしまった。
Only1市場ではなく、No1市場では、強引な手法は受け入れられない。
例えば、独裁国家に住んでいる人々は、ルール変更されても従うしかないが、No1の市場では、No1以外に他に逃げ道があるので、逃げられないためにも買い手も満足してもらわなければならない。
独占した市場に関わらず、Only1市場でも売り手がルール変更しまくって買い手が嫌気を感じたら、別の市場や同じ物を作ってしまおうと考える人により、Only1ではなくNo1にされてしまう。
またしても、アダムスミスが言う「神の見えざる手」という市場原理の証明になってしまった。

ゲームをはじめとした娯楽産業は、本来、なくても良い物であり、TV、パチンコや映画、アニメ、漫画、youtube、TickTockでもなんでも代わりはあるので、水道、通信やエネルギー、食糧などの必要なものと違う。
不必要な物で、生活必需品の残りの娯楽費の中でパイを争っている。
だからこそ、社会的にも認められ、少しでも買い手に満足してもらわなければならない。

アップルの社会貢献

アップルはiPhoneのスマホとアプリストアの発明によって、なんでもできる魔法の道具を普及させ、社会に変革をもたらした。これは立派な社会貢献だ。
アップル税に関しても、フリーのアプリを提供するために、取れる所から取る仕組みと考えれば、少しは納得できる。
売上を迂回する方法をつぶして、利用料を独占するのは、国家やアプリ開発者からダメ出しされはじめているが、最初の理念としては三方良しだった。
GoogleやEpicと手数料も価格競争をしてくれたら健全だとも思う。

ゲーム脳と社会悪

ヒラリーが国務長官時代。ゲーム脳として、ゲームは社会悪に認められた。
SNSの方が社会悪度は高いが、便利さで必要度が高いし、ロビー活動で政治家に金はいってるし、それは勝てない。
ゲームの前は漫画やアニメ、小説が批判されたようにサブカルは、若者に受けるだけに、社会悪の烙印を受けることが多い。
だからこそ、なんとかして社会悪にならないようにオブラートに包んで商売しなければならないのよね。

ゲームで三方よし?

ゲームは、売り手にとっては、儲かって嬉しい、自分の商品が楽しんでもらえて嬉しく、買い手にとっては、娯楽が与えられて嬉しい、暇つぶしができてうれしい、仲間と遊ぶ場を提供してもらって嬉しい、自己実現できてうれしいなどで満足してもらえる。これは素晴らしいことだ。売り手としても買い手としてもありがとうと言いたい。

ただ、売り手でも買い手でもない、社会にとってどうなのか?

ゲームは社会貢献できるのか?

娯楽は社会に潤いを与えられるのか?

娯楽を与えることで、生活に潤いをもうけられるかもしれない。
暇つぶしで気分転換もでき、ジックリガッツリ熱中しても良し、ゲームの中で暮らしても良し。生活に潤いと快楽と喜びを与えられるのが一番大きいとは思う。
太古の昔から人には娯楽が必要だ。「パンとサーカス」と批判的に言われても、娯楽は必要だと心から叫びたい。

子守り&子供に夢を!

長時間はダメだが、少しの時間、親御さんの子守りの手伝いにはなっていると思う。また、子供に夢の世界を与え、冒険やドキドキや感動などなど、喜怒哀楽の感情や現実世界に旅立つ前に、戦いや恋愛や友情や憧れや世界を教えられるかもしれない。

教育のサポート?

勉強をゲーム化することで遊びながら学べて良いかもしれない。

ゲーミフィケーション?

ゲーミフィケーションのようにゲーム的な手法をビジネスやビジネスモデル、エコシステムに役立てたりもできるかもしれない。

脳を鍛える?

脳トレでボケを防止できるかもしれない

学問への興味の扉?

ゲームで歴史や学問に興味を持ってもらえるかもしれない

メタバースで未来へ?

ゲームで現在、未来や過去、異世界、スポーツ、別の世界線、戦争の悲惨さを体験できるかもしれない

社会悪にされそうな娯楽だからこそ三方良しを忘れない!

デジタルゲームは純粋娯楽のために、更に新しいメディアであり今や生活に必須になったSNSや動画配信などのサービスよりも、社会貢献への認知や必要性が問われる産業だ。
だからこそ、三方良しを忘れずに、皆を満足して、怒られないように儲けないとならない。
大きな金が動く市場になったからこそ、新しいジャンルのチャレンジャーによってパイの奪い合いが始まっているからこそ、未来を見越して常に開拓し、皆に満足してもらわなければならない。
そのためには、業界を盛り上げる何かが必要だと思う。

生き残るための知恵やノウハウを残す

ゲームは形を変えて別のものに変化していくかもしれない。
他の産業によってパイを失って縮小するかもしれない。
でも、ゲームの産業や市場を未来に残すために、できる限り残そうと今思った。いつか誰かの役に立つかもしれない。
別のことをやるためのヒントになるかもしれない。
逆に誰の何の役にも立たないかもしれない。
ただ、書いて残せば、少なくとも自分自身の役には立つ。

三方良しの精神があれば、元気であればなんでもできる!

だが、結局、誰かの暇つぶしで。明日の活力になれば良し!

三方良しの精神とは矛盾するが、ぶっちゃけ、社会貢献なんて大きなことを考えなくても良いと思う。ゲームが社会から後ろ指をさされないように社会貢献を常に頭の片隅においておこうというだけだ。
結局、誰かの暇つぶしや、元気の源や明日の活力になって、自分が生活でき、少なくとも自分が楽しめる元気の素になれば、それで良いとは思う。

三方みんなでゲームを楽しむ!

ゲームの作り手や売り手が楽しめなければ、買い手も楽しめない。
みんなが楽しめれば、社会も見逃してくれるだろう。

だから、楽しもう!今日も明日も明後日も!!!

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