分子栄養学からみる貧血〜貧血とタンパク質〜
こんにちは😊貧血カウンセラーの藤田則子です。
自分自身が貧血で苦しんだ過去を元に、その経験から1人でも多くの人に貧血の危険性をお伝えできればとの思いで活動しております。
本日は、貧血とタンパク質について書いてみたいと思います。
貧血の人って、鉄分をとればいいのでは?と単純に思っている人も多いと思います。私自身も鉄分をとればそれでいいのだと思っていました💦
しかし、栄養素の吸収を考えると、鉄分だけでは全く足りない😢
そもそも、貧血、、
つまり、鉄分→ヘモグロビン不足
このヘモグロビンですが、
ヘモ:ヘム鉄
グロビン:タンパク質
の合成した言葉がヘモグロビンです。
つまり、ヘモグロビンを合成するには、タンパク質と鉄分が必要になります。
そうなんです。。
貧血を改善するためには、タンパク質が絶対必要なんです!!
なので、貧血の人が、血液検査をすると鉄の値が低いとともに
ほぼ全員がタンパク質不足のデータが出ます。。
私自身も超貧血の時には、タンパク質が低いデータが出ていました。
ちなみに、タンパク質はアルブミン値でみますが、4.5以下はタンパク質不足ですが私の場合、アルブミン値は4.0を切ってました😢
そんな状態で鉄分が入るわけもないのに、鉄剤を飲んで治療している気分に、、
つまり、貧血状態の原因の一つにやはりタンパク質不足という要因が入ります。
最近では、さまざまなプロテインが発売されて、タンパク質を摂りやすくなっていますが、タンパク質不足の人も増えています。
それに、プロテインの種類によっては、筋肉を作るために構造だったりするので
栄養素としては使われていなかったり、、
もっと問題なのは、貧血の人って、胃の消化が悪かったりするので、タンパク質がしっかり消化吸収していないことも、、、
なので、タンパク質も鉄分も入れているのに、貧血症状が改善しないな〜という人もいらっしゃるかもしれません。
栄養素のとり方って、簡単のような難しいような、、
ですが、毎日の食事の中でも少しだけタンパク質を増やしていく
それだけでも、10年後20年後の体は変わってきますよ。
貧血の人は、タンパク質不足も伴っていると思って
栄養改善してみてくださいね😊
貧血改善した身体って、素晴らしいですよ💕