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2020

気がついたら、毎日書いて、大晦日がきてしまった。
コロナで緊急事態宣言にならなければ、noteは始めていなかったと思う。
4月末から連続投稿も予想していなかったけれど、なんとなくそうなっている。
私は、書くのが楽しくて、好きなのだ。

昔、作詞をしていたことがあった。
レコード会社で見てもらっていて、何曲かCDになった。
だから、物語を短い尺にギュッと詰め込む作業が好きだ。
友達の素敵な出来事は、頭の片隅にメモしていた。
その時の服装や、小道具や、台詞、景色を。
ちょっとずつ、拝借する楽しみ。
美しいと思うシーンの一瞬を切り取りたいというときに、写真をやっていたのは役立ったけれど、写真は企業に就職したと同時に辞めてしまった。
今でも、趣味で撮るのは好きだ。

最初の仕事は、メーカーのパッケージデザインで、広告媒体と同時作業であり、
デザインと同時に商品のネーミング、短いセンテンスのコピーを練る仕事だった。
これまた、極力短く端的に表現することが求められるので、長い文章にはいつまでも慣れない・・・。

書かないと上手くならない文章は、描かないと上手くならないデッサンと一緒のような気がするけれど、上手くなりたい、というのも違うかしら。
「想い」を上手く表現できるようになりたくて、書くかもしれない。

うまく描こうとすると魅力がなくなるのは、どうしてかしら。
純粋な魂が抜けてしまうからかも知れないな、と思う。


読ませていただいて素敵なnoteは、きらきらしている。
悲しみの中に、一筋の光とユーモアがあったり。
楽しさの中に、少しのペーソスがあったり。

悲劇には希望を宿らせてほしいし、喜劇って少し哀しいと感じたい。
noteで映画のような文章や、美しい画像に巡り会えたのは嬉しかった。

そして、数時間後にはもう、来年に繋がっていく・・・。





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