あまおうシャンメリー
本当は、あまおうシャンメリーにベリー類や他のフルーツをたくさん入れて、しゅわしゅわにしたい。
でも、その前に待ちきれずに飲んでしまった。
子供の頃、赤毛のアンを読んで、『いちご水』に憧れていた。
本当は葡萄酒だったのだっけ。
ダイアナは、酔っ払ってしまったのだったっけ。
これは、木苺ではないけれど、
いちごの甘い香り。
いいなぁ。
吉祥寺駅の地下の食品街で初めてラベルを見た瞬間、キュンとしてカゴに入れた。
ピンクと金色の組み合わせというのが、何だかお姫様のような瓶だ。
本当は、脚のついたグラスに注いであげなければ失礼だったかしら。
お菓子みたいな飲み物。
窓から入る陽の光に透かして見ると、より淡いピンク色になる。
泡がぷつぷつとはじける。
なぜ、片目を瞑るのかわからないけれど、万華鏡もそう、輝石もそう。
シャンパンもそう。
綺麗なものは、まず、そうしてみてみる。
この色を再現するとしたら・・・カラーインクの色を思い浮かべる。
シャンメリーですもの。
ささやかな楽しみ。
書くこと、描くことを続けていきたいと思います。