Moniesの鉱物ジュエリーにダマンフレールのお茶 / パリ③
こんにちは。
気持ち良い風に吹かれながら向かったのは、パレ・ロワイヤルの一角にあるMonies。
Monies
1973年にコペンハーゲンで Gerda と Nikolai Monies によって設立されたMoniesは、最高の天然素材をダイナミックで洗練されたジュエリーへと昇華させるブランド。
Moniesに初めて触れたのはサンタフェ。あまりの美しさに衝動買いしそうになりましたが、その時は他に欲しいものがあって…諦め。
品揃えが豊富なパリでまたきちんと出会いたい!とブティックに突進。「アンモナイト見せてください!」
わああーカッコイイ!!!!
Monies の生み出すジュエリーの素晴らしさは、自然がつくり上げた美しい造形をできるだけ維持していること。うっとりとその景色を鑑賞させてくれること。
素晴らしく格好良い!のですが、フリントストーンな意識で臨まなきゃ負けそうなボリュームと存在感。
創立50周年であった昨年2023年、Gerda と Nikolai の息子である Karl Moniesをクリエイティブ・ディレクターとして迎え、新たなスタートを切ったMonies。
「美しい」を見ていると纏いたくなるのよねー
(記事「ダルムシュタット方伯の”驚異の部屋”。 ヘッセン州立博物館(The Hessisches Landesmuseum Darmstadt ) / ドイツ・ダルムシュタット③」)
これは!と思ってたものが実際に付けてみると変だったり、意外なものがしっくりきたりと、最近は似合うものがコロコロ変わる…
でもでもとにかく久しぶりに高揚したジュエリーたちでした。
DAMMANN Frères
さて、次はお茶。パリに来たらマリアージュと共に買うのがダマンフレールのお茶。
1825年、Batavia(ジャカルタのオランダ領時代の呼称)にあったお茶の小売店を買収したのが始まり。1925年にPierre & Robert Dammann兄弟によってダマンフレール社が創設されます。
1949年、ハンブルクにあるホテル アトランティックで働いていたJean JUMEAU-LAFOND がチームに加わります。彼はホテル時代にロシア人女性 Véra WINTERFELDT と出会い結婚。大の紅茶愛好家だった彼女がアールグレイにオレンジのスライスを加えて飲んでいたことに触発され生まれたのが、紅茶にオレンジ、ベルガモットの組み合わせ、ダマンフレールの代表作 Goût Russe Douchka。
60年以上にわたり情熱的なフレーバーのブレンドを作り続けているダマンフレール。
そして必ず買うのがBALI BLANC。白茶にライチ、グレープフルーツ、ピーチ、ローズ、ジャスミン。好きしか入ってない。
果物やハーブ、ルイボスなど茶葉を使用しない「Infusion」は、カフェインを含まないので疲れた時に。
マダガスカル産カカオ豆の繊細な酸味、オレンジの皮の甘さ、ブラッドオレンジのエッセンシャルオイルが爽やかなCACAO ORANGEは、ミルクや砂糖を使わずホットチョコレートの楽しみを提供してくれます。
ローズヒップの酸味にライチとライム!鮮やかな色も美しいLITCHI CITRON VERT。
お茶の後はパン屋さんへ。
Poilâne
学生の時に初めて食べてからずっと好きなポワラーヌ。
1932 年にパン職人のピエール ポワラーヌによって設立されたポワラーヌ。 Pierre、Lionel、Apollonia の3世代が同じ熱意を持って引き継ぎ、独特の味わいを持つ栄養価の高いパンや焼き菓子を提供してくれています。
ポワラーヌのパンや焼き菓子はすべて薪オーブンで焼かれています。薪に使用される木材は未処理の広葉樹の端材。
天然酵母とゆっくりとしたサワードゥの発酵プロセスを使用して作られるポワラーヌのパンは素朴で上質。
レシピ本もあるよ。
Maison Bordier
低温殺菌のオーガニックミルクを使用し、伝統的な手練り製法で作られるボルディエのバターは風味豊かで濃厚。
バターが有名なボルディエですが、ヨーグルトもライスプディングも素材の良さがストレートに解る美味しさ!です。
続く。