「子どもの心はダイヤモンド」―詩―

子どもは　この世界の宝物
そばにいるだけで
心を　笑顔の光で
照らしてくれる

子どもは　遊び博士だ
手に取る　すべてを
あそびに　変えてしまう
河原の石は　お店屋さんの
売り物として　コチンと整列する
森の　どんぐりは
表面を　キラリと　磨かれて
森の　お金に早変わり

子どもは　仲良しの天才
ダンゴムシは　手のひらで
嬉しそうに　コロコロ甘える
カエルは　目をパチパチさせて
仲良くしようと　合図する
鳩は　すぐそばで
クックル　クックルと
首を振り　一生懸命話しかける

子どもの目は　澄んでいて
目の中に　青い空がある
水晶のように　澄んだ瞳は
人の心を　平穏の世界へと
導いてくれる
じっと　見つめられれば
目を　そむけられる　大人はいない

子どもは　希望のダイヤモンドだ
どんな宝石も　子どもの心の前では
輝きを失ってしまう

（２０２３年の作品のリライトです）
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