「心の翼で飛んでいく」ー詩ー
もし 心に翼が持てたら
自由に 大空を飛び
あなたの 腕の中に
星の 闇を越えて
飛んでいきたい
心の翼は 重力を解き放つ
魔法の翼
甘い思い出が
つめたい氷粒に 変わり
心に 突き刺さり
切なさの傷を 押さえながら
雪原を 踏んで
あなたの 言葉を聞きたい
エメラルドの空で
翼をシャンパンゴールド色に
染めながら
時の女神に 懇願し
止まったままの 砂時計に
銀の砂粒を 足してもらう
眠りつづける 赤子の
寝息のように
私の あなたへの 愛は
絶えることはない
夏空に 雄々しく咲く
大輪の 花火が
私の 魂のことば
あなたは 天にかかる
光りの橋の上から
青い光を 照らす
青い光りの 糸をたどり
愛の 涙の海に浮かぶ
あなたの心の海へと
私の 傷ついた小舟を
いざなって行く
あなたの 星屑の海で
息が 苦しくなるほど
抱きしめられたい
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