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【台湾現地採用】台湾人+外国人が思っている(であろう)Why Japanese People?

台湾人マネージャーとバチボコ揉めました

お仕事の進め方においての文化的差異ゆえなので、人間関係は問題ないのでご安心を。
とはいえ、台湾企業に勤めていると「日本人めんどいな〜」「煙たがられているだろうな〜」と感じる瞬間がまああるのですよね(笑)

今日は私のお仕事中のエピソードや、私の会社は部署は違えど、日本人社員が数名いらっしゃるので、その方たちとの会話の内容も掘り起こしながら、
「台湾人+外国人が思っている(であろう)日本人のこれ、謎すぎ!」を紹介したいと思います。

外国人とのコミュニケーションに悩んでいる方のお役に立てば嬉しいです。
(海外在住者の方、もしあるあるであれば是非教えてください!)


そもそもあてるいって何者?という方は、ぜひ自己紹介をご覧くださいませ!

①距離感がバグ

なんとなくお察しの方がいるかもですが、「距離が『遠すぎる』」のバグです。

日本人だけで話をしていると、必然的に年上 / 勤務年数が長い / 役職が上 の方に敬語を使ったり、話しかけるタイミングを伺ったり、ペコペコしたりするシーンがあると思うのですが、これが他の国の社員(主に欧州圏)からしたら理解し難いらしい。

私が昔一緒に仕事をしていた日本人の後輩社員が私に「すみません〜」と毎日言っているのをみて、「(幹部でもなくマネージャーでもない)同じ役職なのに、「なんであの子はこんなに顔色を伺ってるの?」と実際に面と向かって言われたこともある(笑)

あなたの知っている"Senpai" "Kohai"ってこういうことだよ!!!!

って思いながら、「私の方が年上だし、彼女はついこないだまでインターンだったから今は役職が一緒でも、インターンと正社員(だった)っていう線がまだあるからじゃないかな」と答えたら、「そういうこと!?」とそれも驚愕していました。

こちらは部活動で中学生から染みついてるからなぁ…

②他人に干渉しない

例外がいるのはわかります(笑)
が、自分の周りの台湾人からしたら、日本人がみんな自席でご飯を食べながら好きなことをしているのが不思議らしい。

台湾だとみんな出勤したら
「お昼何食べるの?」って話になるんですね。


まだ朝10時なんですけど??????

そして朝のうちにグループオーダーでご飯を頼んだり、12時になるとみんなでご飯を食べに行ったりするのが日常。

私も最初はご飯に誘われていたのですが、私がお昼に1人で外に行き始め(私の場合、副業のお仕事を進めたかったので)、かつ日本人の後輩が入ってきてからも各自で過ごしている様子が台湾人同僚からしたらカルチャーショックだったみたいで。
「日本人ってみんなでご飯に行かないの?」って話になりました。

お昼時間は自分の時間だからあまり他人に干渉しないかも。ただでさえお仕事自体がストレス溜まるから、お昼くらいみんな好きなように過ごしたいしね」
と言ったらこれまた目を丸くさせていました。

台湾人の時間の使い方は日本人とかなり違うので(特に対人関係)、精神衛生のためにも「自分の時間をいかにマネジメントするか」が台湾生活においてかなり大事だと感じています。

③細かい!!!!!!!!!!

日本人が台湾にいて居心地がいいと感じるポイントの一つ。

「大雑把」
「細かいミスにも寛容」


私も神経質な方ではないので、もれなく私もこの恩恵を受けている1人なのですが、お仕事においては
「このクオリティで『仕事してる』とでも!?」
「この状態で結果物を世に放つ気ですか???」

となる台湾人に思わざるを得ない瞬間が多々あります(笑)

例えば広告の
楽天
スーパーセール(あくまで例ですよ)が

楽天スーパ
ーセール
になってたので

楽天スーパー
セール
に直すように指示を出したら

楽天スーパ
セール
になってるとか。(結構これは可愛い方)

「外部への商品の発送を今日中までにしておく」と言っておきながら1週間何もせず放置して「ごめん忘れてた」とか。
公式の情報解禁日の前に先にSNS広告が回っちゃっていたりとか。
キャンペーンを社内不備で急に初日に取りやめとか(日本なら炎上不可避案件)
英語圏の動画なのに、一部違う言語の字幕が入った状態で納品されていたりとか。

でもそれを指摘すると「日本人細かい」「日本人そこまで見るの???」って言われちゃう。

「私くらいの大雑把な人が気になるんだから気になります」
「上には
(むしろ日本人基準では中の下レベルなのだが)上がいます」

「『社外に影響が及ばなければまだ良かった』とまでは寛大になりたい」と思いながらもあまりにも想像がつかないぶっ飛んだ方向に行くと沸点が急上昇してしまいます…

④チームメイト=友達じゃないの!?!?

これはフランス人チームメイトと台湾人の別部署の同僚が、それぞれ別の日に同じイギリス人チームメイトに

「会社で友達ができない」

という相談をしていたのを偶然聞いてしまって、衝撃を受けたのですよ。

「会社で友達を作る??????」
「俺たちは仕事をしにきてるのであって、友達を作りにはきてないぞ???」

彼らの気持ちはなんとなく理解できる。
そもそも、台湾の会社って友達の紹介で入社する人がめちゃくちゃ多い。

・マネージャー職の社員が別部署のマネージャーのポジションに自分の友達を呼ぶ
・正社員の友達がインターンで入る
・仕事の外注先がフリーランスの友達
・インターンが後任でいつメンを連れてくる

というようなパターンが普通にあるので、結構環境的に公私混同しやすく、いわば正社員でも「大学の友達と一緒のシフトでバイトしてる」のに近い感覚。
週末一緒に遊んだりお家にお邪魔したりもするしね。

もちろん個人差はあると思いますが、「ビジネスパートナー」として人間関係を線引きしている人って日本ほどはいないんじゃないかなという印象です。

ちなみに日本の「親しき中にも礼儀あり」という概念を一度このイギリス人チームメイトに話したことがありますが、言われたのは一言。

「意味がわからない。相手のパーソナルな情報を知ってこそ、もっと仲良くなれるのに」

※ちなみに住んでいるところや恋愛事情含め、他人の個人情報をペラペラ話す人は結構多い(「パーソナルな情報」という自覚が多分あんまりない)、逆に言えば自分の情報も知らないところで多分漏れているので、台湾人にもしあれこれ聞かれても、開示する情報はコントロールしましょう。
(特に住んでいる場所、LGBTQ+に当てはまる方でアウティングが心配な方は注意した方が良いです。アウティングに関しては、この1年10ヶ月で3人くらい話聞いてます)

どうすれば台湾人と仲良くなれる?個人的に思うこと


私が思う1番早い方法は「日常を積極的に開示する」こと!

「ベールに包まれた〜」ブランディングは要りません(笑)
透明人間への一途を辿るだけです。ソースは私。
(私の場合、副業の時間を確保したいのであえて取っている手法であり、台湾人コミュニティに溶け込むならお勧めしません)

では何を共有すればいい?

・毎日のご飯
・週末何してる?
・日々のぼやき+その日の写真
・ミーム
・アニメやキャラクターネタ(ちいかわに沼る人がこの数年急増中)

いわゆる昔のTwitterの「〜なう」のノリでSNSに投稿するのです。
日本人の想像以上にオープンになって、プライベートゾーンに入っていく!くらいがちょうど良いと思います。

あとは食事で人間関係を構築する文化があるので
・ご飯に誘う
・お菓子や果物をお裾分けする
・ドリンクや下午茶のグループオーダーを仕切る

などもおすすめ。

私より在台歴長い日本人は星の数ほどいらっしゃいますので、もし在台日本人の方で台湾人と仲良くなる・距離を縮めるためのライフハックがあればぜひ教えていただきたいです。


というわけで、「台湾人+外国人が思っている(であろう)日本人のこれ、謎すぎ!」を書いて見ました。
正直全部紹介はしきれなかったので、需要があれば第2弾もやろうかな〜と思っております。

いうまでもないですが、全ての日本人・全ての台湾人/外国人を包含しているわけではありませんので、常に例外はあるということをお伝えしたいです。

私の1日はShortsとThreadsにちょくちょくアップしておりますので、もし興味がございましたらご覧くださいませ!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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