人間に疲れた時は
イライラしたり、心が疲れている時って、人間相手に優しくなれないことがある。自分が弱っている病気の時も。
人間には、反応があるので、どうしても期待通りの反応がもらえなくて、がっかりしてしまったりもする。
そういう時、私は、もっと淡々としたものに愛情を注ぐ。
例えば物を慈しむ。
物は、決して反論してきたり、傷つくようなことを言ったりやったりしてこない。
価値観を押し付けてきたりもしない。
それどころが、黙って、じっと私達の生活を支えてくれている。
自分が誰からも大切にされていないような気がする時、特に感謝もされず、ただただ、当たり前のようにお役目を全うしてくれている物達を思い出す。
彼らは文句も言わず、私の至らない扱いにも耐えて、その寿命の限り私を助けてくれる。
断捨離やこんまりさんの、大切にできる物だけを所有しなさいという考え方にも、繋がっている気がする。
物を慈しみ、磨いたりすると、気分も良くなる。
部屋や家でもいい。床や玄関をありがとうと水拭きすると、爽やかな気分になれる。
それから、街道や公園に生えてる木にありがとうと声をかけたり、手で触れたりすると元気がもらえる気がする。
植物は植物の王国の清らかで平和なエネルギーと繋がっているというようなことを本で読んだ。
それは、人間にも開かれているけれど、私達がその波動に同調しないと、受けとることはできないという。
氏神様に感謝を伝えに行くのもよい。
心が疲れているときは、自分を決して否定しないものに優しく寄り添うと優しさを返してもらえる気がする。
人間相手だと、それまでの色々な関わりを思い出して、手放しで純粋な気持ちで向き合うのは難しい気がする。
自分の価値観を押し付けたくもないし。
人間には、自分が元気になって、気分が良くなった時に、感謝を伝えたり、喜ぶことをしてあげれば良い。
心や体が弱っている時は、淡々としたものに愛情を注ぐ。
お金もかからず、簡単にできるのでオススメである。