「トロカマ」とかいう、マグロ様がもたらした貧民のための大トロ。(後編)
さて、この記事はマグロの希少部位である「トロカマ」を食し、これを礼賛するものである。
タイトルに後編とあるが、無論前編の記事もある。しかし、それはいい。結局世の中で求められるものは結果であり、過程はどうでもよかったりする。また、ぐずぐずと結論を言わず、経緯や背景を回りくどく説明した後に、やっと曖昧な結論のような何かを述べるのが、一般に批判されがちな日本人の話し方でもある。私が書いた前編の記事はこの日本人の旧弊に則って、気仙沼へカツオを見つけにいく旅の模様をだらだらと記した、