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働くって難しく奥深い【仕事ができる人が見えないところで必ずしていること】安達裕哉
おはよう・こんにちは・こんばんわ
「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」を投稿しています。
今のところ毎週後半の投稿をこころがけておりますが、仕事などの都合で前後する場合もございます。
今回紹介するのは
安達裕哉 著
仕事ができる人が見えないところで
必ずしていること
この本は題名どおり仕事ができる人になるためのアドバイスがふんだんに書かれた1冊です。
新入社員など仕事を始めたばかりの人にとっては「仕事ができるようになる!」など何かしらの決心をすることが多いでしょうが、様々なカベにぶつかり「無難にやり過ごすがいちばん」という気持ちに戻ってしまう経験が誰しもにあるかもしれません。
そんな世の中で「仕事ができる人」になった方も存在します。
そんな方々が実践しているであろう助言がたくさん詰まったのが今回取り上げる本書となります。
著者の安達裕哉さんはWebメディアの運営支援や記事執筆などをされている方です。今回紹介する本書以外にも多数出版されています。
(巻末参考)
ベンチャー企業の立ち上げに参加したり、多数のビジネスパーソンを見て、自身も社長を務めた歴も持ち合わせている著者だからこそ書けるアドバイスの数々をご紹介していきます。
どれも重要度がたかく、厳選するのも大変でしたので
・新入社員の人が欲しいであろう答え
・今働いているベテランの方々
が知りたい項目を基準にピックアップして紹介します!
それでは参りましょう!!!
私たちが働く意義とは
最初は誰もが一度はかんがえたことあるかもしれない「私はなぜ働くのか?」という疑問について。
この投稿は4月に出したものなので、読んでくださる人の中には新卒の人もいるかもしれません。
そうでなくても「働く意味なんてあるのか?」と日頃から疑問をいだいている人も多いことでしょう。
本書では6点紹介されておりますのでザックリ手短にご紹介します。
◆お金をもたらす
人間生きていくうえで必要なものこと「お金」
お金はいらない!という人もいるでしょうが税金や食事、親戚や知人のお祝いなど何かと必要になるものこそがお金というもの。
言うまでもなく生きてくうえでも必要不可欠なものです!
が、お金だけじゃ説得力うすいと思うのでこのまま続けさせていただきましょう。
◆明確な目標をもたらす
「お金」はパッと浮かぶでしょうが目標も働く理由のひとつなのです!
「人はなんの為に生きるのか」という疑問は誰しもが抱いたことあるかもしれませんが答えなど簡単には出ないというのがほとんどです。
そんな疑問の解決とまではいかなくても、明確な目標を定めることで、仮にでも「生きるための指標」を作ることができるというわけなのです!
◆出会いをもたらす
1人で働きたいという方も多いと思います。
それでも人は孤独であることを辛く受け止めることがほとんどです。
働くということは他者とのつながりが生まれる行為なので様々な人と関係をもつことが可能なのです。
職場の人、お客様、取引先など仕事ひとつとっても多くの出会いがあり、なかには人生変えるくらいの刺激をもたらしてくれる場合もあるかもしれません。
◆学びをもたらす
仕事というのは覚えることの連続だったり、慣れているベテランの人ですら知らないことや新たな課題に悩まされることもしばしば。
というよりこれはフリーランスなどの個人にも当てはまる話で、知識をアップデートしていかない限り変化のおおい社会に適応できなくなります。
学びと聞くと「学校の勉強苦手だった」と嫌悪感をいだく人もいることでしょう。
ただ「学校の勉強」と「会社の勉強」は異なるもので、学校では予め答えがあるものを求めるイメージですが、会社の勉強は"問題をつくり、答えを探して現実にする"というプロセスなので全くのベツモンです。
なので学校で著しくなかった人が、社会にでて真価を発揮することだってあるってわけです。
◆信用をもたらす
働くとは「責任をもつこと」と書けば少し固くなっちゃいますよね。
書いてて私自身も重圧かんじました汗
その責任を果たすことにより「この人は信用できる」という判断材料ができるということです!
本書のたとえをそのまま借りると
「目の前の人が、ただお金をもってる」というだけで信用できないでしょう。
働くことで、信用という「見えない安心感」を持つことが可能になるということなのです!
◆自信をもたらす
最後は「自信」となります。
誰にとっても自信を持つことは大切ですが、それを作り上げる要素こそが仕事とも捉えられるというわけです。
先程から説明した「学び」や「信用」の積み上げによりでき上がる"その人にだけ身につく「自信」"というものが形成されていくのです!
めちゃくちゃザックリになりましたが、本格的に紹介するとなると更にながくなりますのでこの辺で切らせていただきます。
常に「最初に案を出す」
最初は新卒の人むけに近い内容でしたが、ここからの2点は働く人だれもが直面するであろうシチュエーションについて触れていこうと思います。
社会人のなかで、体験することが多いであろう状況のひとつこそ「会議」などの意見交換の場。
本書内ででた状況を参考にザックリ書かせていただきますと(42〜47ページ)
部門長 : 考えある人は発表せよ。
A : よろしいでしょうか?
部門長 : うん
A : サービスがよくない理由ですが「キャッチコピー」にあると考えています。我社のターゲットである「300名以上の企業」からズレているイメージなので、そこが原因だと思われます。
しかし会場からは
B : いや価格でしょ
C : このキャッチコピーはねぇ、、
という声もあがってきます。
部門長 : いい意見だった。キャッチコピー、価格、ターゲットなど再検討していこう。
と、最初に意見を出した人からおおくの課題が生まれ、改善点などが多く出てきて発想の幅が広がるということなのです。
どんな仕事でも、一番偉いのは「最初に案を出す人」なんですよ。
最初というのは想像だけでもプレッシャーです。
しかし、意見を出すことで他からも話が出て課題解決の可能性はおおいに広がっていくのです。
その為には勉強や仕事への深い考えなども必要なのでスタートを切れる人こそが仕事が上手い人になる第一歩なのかもしれませんね。
意見がぶつかる相手は「合理的な人」
本書は重要点だらけで、なにを選べばいいか正直苦戦しました。
ので、本書が一番ウリにしたいであろう項目で最後を締めさせていただきます。
これも先ほどの「会議」に直結する話。
議論というのは " お互いの意見がぶつかり合う場 " というのは予想つきやすいと思われます。
例をあげるなら
「自分が線密につくってきたプラン」を発表した結果。
・もっと予算下げないと会社的に厳しい
・そのデータにエビデンス(根拠)はあるのか?
・そのプラン実行して、他の計画に支障はないか?
などの反対や不安をおぼえる人が多かったとしましょう。
この時に 「 相手を敵とみなす 」という選択をする人も多いかもしれませんし、「反論せずあきらめる」という手段をとる人だっていることでしょう。
ここで大事な事こそが
「相手の気持ちになって、相手の意見を合理的だと考えよ、自分の意見に自ら反論してみよ。そうすれば、相手の考えていることの本音が見える。それを踏まえて、次の意見を出せ」
という考えです。
これは私ふくめですが、自分の考えというものは、どうしても「正しい」と思ってしまうものですし、ある種 " 自分を洗脳している状態 " に近いイメージです。
自分の思考に一度ブレーキをかけるようなイメージです。
それに、相手からすると「その考えを過去に実践しようとしたが、予算面で断念した」「そのプランによって元の仕事も遅れるんじゃないか」などの第三者視点での課題に気づける可能性だってあるのです。
これは書いててイメージ湧きますが、自分ひとりで相手目線になって考えることは非常に難しいことです。
その疑問のヒントや答えをいただける存在こそ「意見がぶつかる相手」なのです。
会社などの、いわゆる組織というのは集団である程度の意見を一致させないといけない場面が多いのです。
この"第三者目線で物事を考える"という思考は社会という荒波にいる我々にとっての必須戦略といってもいいかもしれません。
と締めくくった所で終わりにしましょう。
本書は他にも
・「やってみたい」と「やってみた」の違い
・いい会話の秘訣
・「話がわかりやすい人」になる8箇条
・コミュニケーションの達人になるための心がけ
・いい営業マンを見抜く方法
・自分より上司を出世させた方がいい理由
・器の大きい人を見抜く方法
・成果を出したい人が「副業」をしたほうがいいワケ
など仕事において役に立つ知識がたくさん書かれています。
今回あげた内容も項目の一部分に過ぎません。
・仕事のノウハウを改めて知りたい。
・新入社員だけど一歩上の人材になりたい。
・社員にどう指導すればいいかわからない。
・転職などで心を入れ替えたい。
・今までの働き方への意識を変えたい。
など抱いている人にオススメな1冊でした。
わたしが読んだ印象としては「重要項目が人によって違い出やすいな〜」と感じましたので少しでも気になった人は、ぜひ本書を手に取り読んでいただくことを推奨いたします!
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しておりますが、投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
可能な限り更新していきますのでよろしくお願いいたします。
【余談】新社会人むけに選んだはずが
◆社会人って「常に学び」だと思う
投稿時期が4月ということで " 新社会人を応援しよう! " というコンセプトで積読していた1つを今回取り上げる形にしました。
仕事できる人から程遠い、自他ともに認める社会不適合者である私が言うのも説得力皆無ですがね(小声)
実際読んでいくと " 全労働者に必須 " としか言えないくらいビジネス攻略しかなくて驚きましたよホント汗
仕事が早い、信用がアツい、上手く世間を渡り歩いている人などの"完璧に社会人できてる人"っておもったより少ないな〜とも思ってしまったわけです。
本書を読んで得たわたしの感想として
社会人になってからが本当の学びの連続
ということですかねぇ
わたし毎週ペースで本要約を出しているものですので、本は多く読んでる側の人間ではあるんですよ一応。
いろんな本を読んでいくと
「こんな考え方あるんだ」
「もしかしてこれ当たり前じゃないのか」
「世の中ここまで進歩してるんか!」
など驚きの連続です。
世の中の当たり前、常識って常にアップデートされてるって事なんですよね。
まぁ読み進めるのは大変なことです。
この投稿を継続してもうすぐ一年経とうとしていますが正直「めんどくせぇ」と言いたくなる日は多々あります。
それでも続けられているのは
・新しい知識いれるのが楽しい
・悩みを少しでも軽減してくれる
・自分と違う生き方されてる人の知見を得られる
・覚えたことをアウトプットしたい
・できればこの投稿を仕事に繋げたい
などの探究心や願望によって今も継続できているようなもんです。
読んできて面倒だとおもった人に少しでも『学ぶことの素晴らしさ』が伝わって頂ければ嬉しい限りです。
というより、ここまで読んでくださる人たちはある程度『文章読み進めるのがダイスキな人』というイメージなので、もしかすると言うまでもなかったかもしれませんがね汗
話のまとめかた迷子になったので強引ながらここでこの話は切りますね汗
◆わたしから新社会人の皆さんに送る話
そして新社会人をむかえる人向けにも少しだけ書き残したいと思います。
まずは、新社会人おめでとうございます。
投稿時点だと入社から2週間すぎた頃なので慣れたか慣れないかの間くらいだと思われます。
大変でしょうが、頑張ってください!
と書いてきましたが、わたしも4月から生活がすこし変化した身なので実質みなさんと一緒みたいな立場です。
仕事自体は変わらずですが、社会人としての基礎はまだまだだなぁと痛感させられる日々です。
正直なところ「自分に合ってる仕事じゃないな」と数年前から痛感していたので息苦しい毎日です汗
ありがたく社員としての立ち位置がアップしたのでいい話ではあったものの、転職したいです(小声)
この投稿などの『文章で魅力をつたえること』を仕事にしたいという願望はあるものの中々求人ありつけず悩んでる段階です。。。
と不安ばかり書くのも申し訳ねぇですね。
もしかすると読んでるアナタも「この仕事じぶんに合ってない」と既に答えが出てる人もいるかもしれません、、
実はわたし、新卒で入社した所を1ヶ月もない期間で辞めた経歴の持ち主でもあります。
この投稿ふくめ、もし転職面接のポートフォリオにするなら完全なマイナスイメージになることでしょうが伝えたいので残させていただきましょう。
わたしの入社した会社はゴリゴリの体育会系で「会社、仕事を愛せ」を暗記させるような風潮の研修プランを組んでおりました。
入社前から『明らかに文化が合ってない』と肌では実感したものの、就活の終盤というのもあり決めたという経緯です。
研修期間、逃げたいと思いつつ耐えようとしていましたが、研修中に同期が倒れる寸前になるのを見たり、ここではあんま書けないような事が多々あったりが重なり、「自分を守れるのは自分だけだ」と思い、途中退職を選びました。
そこからはアルバイトや派遣をはさみながら転職活動をし、年末に内定ゲットで新年から新キャリアのスタート!でしたがそこで精神壊す手前までいき退社。
そして今の仕事という感じの経緯となります。
正直なところ、新卒の切符をてばなした後悔はありますが、命や精神にかかわるもの以上に大事なものは無いです!!!
それだけは声を大にして伝えたいメッセージです!!!!!
キャリア面で大きな後悔はございますし今でも少なく影響はしています。。。
それでも何とか生きてます!!
それだけで『自分エラい』と言い聞かせてます!!!
後悔しまくりの私としては続けれるなら続けた方がいいとは思います。
ただ
「精神的におかしい」「明らかに自分に合っていない」などの心理的、身体的に違和感をおぼえるなら無理しないようにしてください!!!
会社に代わりはいてもアナタの代わりはいません。
再スタートすらできなくなる場合だってあります。
迷える転職希望者のわたしが言っても説得力薄いでしょうが私からの卒な願いです。
今はフリーランスや起業、自分で労働時間を調整できるフレックスタイム制など、自分の力で生き方を選べる時代でもあります。
実現できてない私がいうのもアレですが世の中の選択肢は思ってる以上に多いです。
わたしも諦めず、自分の生きやすく成功できるキャリアに何としてでも辿り着いてやる精神で突き進んで参ります!!!
なので新社会人の皆さまも、今働いている方々みんな含めて一緒に頑張って、いや無理しすぎない程度に踏ん張りましょう!
って感じでキメたところで終わりにします。