過去世の話①~私の場合①
こんにちは。ハニーです。
こちらのシリーズは私を含めた様々な方の
様々な過去世のエピソードを書いていくシリーズになっています。
なぜこういったことを記事にしようかと思ったかというと
過去世を知ることで「なぜ今世で出会ったのか?」という縁の原因や理由をより深く理解でき、相手や自分の理解を深めるきっかけになることを多くの方に知っていただきたいと思ったからです。
最初の記事である今回は、私と知人S(男性)のお話です。
私と彼の今世での関係や出来事
まずは、今世の関係の話からお伝えしますね。
私と彼:Sはもう10年近く前に、趣味の場で知り合いました。
年齢が1つ違い、サッパリした性格でとてもフランクなSとはすぐに打ち解け仲良くなりました。
Sは年下の子たちの面倒見がよく、「広く浅く」人付き合いをするタイプだったので男女問わず好かれ、多少調子に乗るところもありましたが(笑)、その趣味仲間のグループでもリーダー的存在でした。
グループの仲間たちと一緒に、よく趣味の遠征などにも行っていました。
信用していた仲間だったので、お互いに個人的な悩みも相談するような、私にとっては親友のような存在でした。
そんな中。
ちょうどコロナ騒動が始まった頃。
私がSに話していたとある悩みについて、私が彼の言う提案を受け入れなかったことでギクシャクし始め、少し距離を置こうとしていたのですが、彼はその件を仲間内に話し、私に対して批判的な態度を取るようになったのです。
それまでいろいろなことを話し、ちょっとお調子者なところはあっても個人的に誰かを攻撃するような人ではなかったので、私はとても驚き、困惑しました。
心から信用していた仲間だったのに…と、人間不信になりそうなほど、悲しい想いでいっぱいになりました。
それを機に、私はそのグループから抜け、その趣味からも距離を置くようになりました。
しばらくは悲しさとやるせなさで本当にしんどい思いもしましたが、当時から私自身、『人間関係から始まる心の扱い方』が今世での課題なような気がしていましたので、占いと同時に心のことも学んでいきました。
ですので、ある意味、今の私の活動を形作るひとつのきっかけにもなったとも言えると思います。
過去世での縁とカルマ
そんな私とSですが、実は過去世では何度かご縁している魂同士だそうで。
ここからは私のガイド(守護霊)から聞いた、私とSの過去世でのご縁のひとつを記してみようと思います。
私とSの過去世のひとつは、1700年代後半の中国にありました。
中国は四川省、今の成都市付近に在住。
当時の四川省は、豊かな自然環境と地理的条件を活かして多様な産業が発展しており、特に中国茶と塩の生産が盛んでした。
その中で私は「茶農」と呼ばれるお茶農家の人間(女性)であり、当時の夫や家族でお茶の栽培をしていました。
そしてSは、その茶農へ土地を貸し出す「地主」(男性)という立場の人でした。
当時は茶畑の多くは地主の所有であり、小作農として働く茶農というのが一般的だったため、地主とのトラブルも多くあったようです。
S(当時の地主)はその地域でも強い権力を持った地主で、その権力や地位に執着があったため、茶農に対して不公平な契約をしたりして支配的な態度を取る傾向がある人でした。
一方で地域の人からの評判を気にするような面もあり、人望を集めるためのリーダー的役割を買って出るようなこともあったとか。
私(当時の農家の女性)はそんなSに対して、日々不満をつのらせていたものの、当時の社会的構造の中では何も改善できないままだったのでした。
過去世から今世への課題やカルマ
上記を読むと、何となく、今世でなぜ私とSが出会ったか、分かってくると思います。
ここで見えてくるのは、お互いの過去世から持ち込んだ課題です。
◆私の課題:他者をフラットな視点で見る事。自分に対してネガティヴな行動をした他者を赦すこと。
◆Sの課題:自分の想い通りに動かない他者へのコントロール欲を手放すこと
過去世を知って
この過去世が本当かどうか、というのは今は置いておいて、こうやって視てみると、過去世での出来事や縁が今世に繋がっているのかもしれない、と感じませんか?
私はこのことを深堀りして、ものすごく納得しました。
『他者を赦すこと』は私にとって難しくも課題であることは何となく気づいていたからです。
ここ何年かで一番ショックだった出来事だったのですが、でもそれが私の魂の課題でもあり、私の魂の成長には必要なことだったのだと、今ではSに対して感謝の気持ちさえあります。
もちろん、100%、彼を赦せているわけではないです。
実は今年、Sを遠くからですが見かける事がありました。
でもその時、少しのざわつきはあったものの、怒りや悲しみのような重苦しい気持ちが出てくることはなく、とてもフラットに「元気そうで良かった」という気持ちになりました。
私の魂が少しは成長したのかな、と思います。
では、来世以降ではどうなるの?という声も聞こえてきそうなので、一応書いておきますと…
私とSの場合、今世では実はカルマの解消はできていないのです。
学ぶべきことを学んだ部分と、まだ課題を残した部分がある、と。
ガイドに聞くと、私の方は自分の学ぶべきことをほぼ学んだようなのですが、Sの方では自分の課題を学ぶべき機会を放棄してしまったので、その課題を来世以降に持ち込んでしまった、ということです。
ですので、来世か、その次の世かは分かりませんが、またきっと、Sとは出会うことになるようです。
このようにどのご縁も必ずしもどちらにも課題があるのではなく、どちらか片方に課題が残っているから出会うパターンもあるのだそう。
ご縁って、本当に深い…!
さて、いかがだったでしょうか。
あなたの周りの人とのご縁の意味や、過去世でのご縁があったかどうかなど、ご興味がある方はココナラで鑑定しておりますので、お気軽にご依頼ください。
『知ることでラクになることがある』
これを体感していただけたらいいなと思います。
それでは、また。
最後までお読みくださりありがとうございました。