所詮肉体は命の入れ物 6大栄養素で出来た入れ物はいつか滅びるが 命は不滅
こういうお題だと 結構警戒されるんだよなぁ
特に唯物論者からw
まぁ 皆さん それぞれの死生観 宗教観があって 然るべき
それらを いちいち 否定も肯定もしないけどね
だから 今日のお題は とても私的な死生観に基づいている
フロイトがユングを破門した そもそもの原因
これは当時 心理学を学んでいた自分にはヒントになったし
ユングが やり残した宿題 山積みだったろうなぁ と想像したよ
フロイトさんは「人間はこころと身体」で出来ているが原則
しかしユングは学会で
「人間はこころと肉体と魂」で出来ている と発表して破門になるわけだ
どっちが正解?なんて 未だに解らねぇよ 勿論
でも どちらを選んで これから資格を活かす?
って聞かれたら 当時から ユングだったなぁ
だって「魂」(英語だとソウル?かなぁ)を否定すると
厄介で説明できないことが あまりに多い
最先端の脳科学者には
「こころとは脳にある」と断言する学者もいる時代だ
これも肯定すると 人間=肉体が全て になっちまう
動画で話したけど
ユング派の大家である 河合隼雄先生と
脳科学の第一人者である 茂木健一郎先生が
対談集をだしてるんだ
発刊と同時にすぐ読んだ
その対談のなかで 河合先生が質問するんだ
「茂木先生、将来脳科学が発展して 脳が100%解明できたとして」
「こころ」を脳科学の立場で全て説明できますか?
ってさ
茂木先生は 「う~ん・・・」と唸っちまう
そして結論として
「河合先生 無理だと思います」
と返答するんだ
河合先生は「あ~ぁ やっぱりねぇw」程度で軽く済ませるんだが
この話は すごく納得したし 安心もした
「こころ」が全て「脳」にあったら たまらねぇ~だろう?
自分が納得した理由は簡単なんだ
旅人の皆さんにも必ず記憶に残っているであろう 「初恋」
良いねぇ~ しびき(響き)がよぉ
還暦過ぎたオヤジが言っても 臭ぇだけだが
だからこそ 憧れの大切な言葉であり 記憶なんだよ
あの時 キュンとしたよねぇ?
甘酸っぱくさぁ
あれ 「脳」がキュンとしたかい?
「胸」がキュンとしたろう?
それだけでも 「脳はこころを内包している」説には 頷けねぇなぁ
これだけ 科学が進歩しても
「こころ」がどこにあるか?すら証明できないのが 痛快じゃねぇ?
すくなくとも 臓器図鑑見ても 「こころ」ってぇ臓器は書いてねぇよ
同様に「命」って臓器もねぇんだ
でも「命」が無ければ そりゃぁもう
参っちまった てぇ ことだろう?
証明なんて 要らねぇ~よ
でも 「こころ」が無い人間 っつ~のも 想像し辛い
誰でも こころは ある
場所なんて どうだって良いじゃねぇか
とにかく 自分には こころがある
今 どういう状態かは 別にして
まして 「魂」となったら
これ 自分の中にあるのか 外にあるのか すら わかんねぇな
自分はこのことに 思考が至った時 何だかボンヤリ 解った気がしたんだ
「肉体は命やこころや魂の入れ物」なんじゃねぇか?
ってさぁ
こう考えるとさ
天国だか地獄だかに 召される ってぇのは
「肉体という入れ物を脱ぎ捨てるだけ」なんじゃねぇかなぁ
この 「自分=肉体」ってぇ考え方を 捨てられると
すっごく楽になった 記憶があるよ
旅人の皆さんは どう思うかねぇ???