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映画シカゴが教えてくれた原点

今はそれほどではないが、高校生の頃は洋画にハマり色々観ていた。なかでも繰り返し観たのが「CHICAGO シカゴ」だった。
映画館で観た時から運命的なものを感じ、そのあとレンタルが始まったら何回も借りて観た。
物足りず自分でDVDまで買った。

何がそんなに惹きつけたのかというと、自分の中での原点回帰だったからだ。
小さい頃はよく母とミュージカルや舞台を観に行っていた。しかし、中高校生になると色々と生活環境が変わってしまい中々観にいく機会に恵まれなかった。
そんな中でCHICAGOに出会った。
映画館でスクリーンに映された冒頭のAll that jazzを聴いた瞬間から、これだ!私が忘れていた楽しさはこれだ!と心の中で感動に包まれていた。
その後の曲、演出全てが本当に楽しくて格好良くて、あの頃自分が目に耳に触れていた、これこそミュージカルだと五感が刺激されていた。映画の良さと舞台の良さが調和された最高の映画だった。

曲や演出だけでなく、ヴェルマを演じるキャサリンゼタ=ジョーンズ、ロキシーを演じるレネーゼルヴィガ、ビリーを演じるリチャードギア、三者三様の個性が格好良すぎる。その他の出演者も個性的なのだが、クイーンラティファもめちゃくちゃかっこいい。

ある意味、多様性の先駆けじゃない?って内容にも感じる。女も男も関係ない、目立ってなんぼ、勝ったもん勝ちみたいな感じ。(語弊があれば申し訳ありません。)

アカデミー賞も取ったので、観たことがある人も多いと思うが未だに大好きな映画の一つである。
観たことのない人は是非。
ミュージカル苦手な人はちょっと分からないけど、一見の価値ありです。

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