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私の母

私は自分が母親から受けた虐待経験がきっかけで興味を持ち、児童虐待について勉強をしている高校三年生です。少しでも私が持っている知識を広められたら、また、私がまだ知らない知識を色々な方から教えて頂きたいなと思っています!

まず、私が小学生の時、母は今よりももっと酒癖が悪く、毎晩お酒を飲んでは私や姉に暴力をしてきました。 私の父は出張が多く、普通の仕事でも朝8時から夜の9時まで仕事と家を空ける時間が多い人でした。
私がいちばん印象に残っているのは小学二年生の時、私の苦手なけんちんうどんが夕食に出てきて食べるのが遅くなってしまいました。それに対して腹を立てた母は私が座っていた椅子(写真貼っておきます)を後ろに倒し、もちろんけんちんうどんは床に散乱し、私は椅子についていた机と床に頭が挟まれる状態になりました。

こんな感じの机付きの椅子です


私が痛い痛いと言いながら泣くと乱暴に私を椅子から取り出しては床のご飯を全部食べろと言い出しました。橋を使って食べようとすれば頭をたたかれ、手で食えといわれ、泣けばまた叩かれるという恐怖から泣くのを我慢しながら手で食べました。

朝ごはんのヨーグルトも1分以内に食べるというルールがあり、時間をオーバーすれば母が新しいヨーグルトと幼かった私の口には大きすぎるスプーンを持ってきてわざと喉の奥をつくようにヨーグルトを口に詰め込まれ、、と鬼畜でした、

殴る蹴るも日常でアザはできたことはないものの後ろから蹴られ、お腹を蹴られ、頭を殴られ、母が一定距離以上近づいてくると殴られる覚悟をいつもしていました。

飼っているペットにも虐待はあり、階段から投げて骨折させる、傘の先端で殴る、しっぽを持って引きずり回すなど見るに堪えないものでした。私が注意をすれば次は私だというのは分かっていたのでただ傍観してその後に泣きながらペットに謝って撫でるだけでした。その結果、飼っていた犬の1匹は虐待(殴る、冷水を浴びせるなど)後に外に半日出されたことでの衰弱また、凍死。今飼っている猫の1匹は後ろ足を引きずらないと歩けません。犬はまだ1歳でした。私がもっと声をあげていたら助けられたかもしれないのにといった後悔と罪悪感でいっぱいでした。私たちがこの子がいいとこの子を選んだのに私たちのせいで1年で命を落としてしまって本当にごめんなさい。私たちのところに来なければ今も生きていたかもしれないのにと何度後悔してもしきれない気持ちしかありません。

中学受験で第1志望に入ってからは身体的な虐待は減り、言葉によるもののみになったうえに、私が母を軽蔑しているのでもう特に心に傷はありません。もはや開き直ってしまっている部分もあります。私の家が当たり前だと思っていたので違和感を持っておらず、去年友達と話している時に「それは虐待だよ」と言われて初めて気づきました。
父にそれを言っても「虐待ほどでは無いと思うし、(私)を思ってのことだよ」と言われ、もし当時私が助けを求めていたとしてもだめだったんだろうなあと思いました。

私みたいな思いをする人が1人でも減って欲しい、助けを求められる環境をつくりたいという気持ちから勉強をし、ゆくゆくは直接的にそういった子どもを助けられたらいいなと思っています。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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