1月22日はカレーの日~由来とアレンジレシピ~
1月22日は「カレーの日🍛」！
この日が「カレーの日」となった由来をご存知ですか？
実は、学校給食と深い関わりがあるそうです。
1982年（昭和57年）、全国学校栄養士協議会が、学校給食週間の期間中（1月24日～30日）のメニューをカレーにすることを呼びかけました。
これがきっかけとなり、全日本カレー工業協同組合が2016年に1月22日を「カレーの日」と制定しました。
カレーは学校給食の定番となり、より国民食として浸透していったという契機になった日です。
カレーは栄養価が高く、子供から大人まで親しまれている人気メニューであることから記念のメニューとして選ばれたそうです。
カレーは、具材やルウの種類によって栄養価は異なりますが、一般的には以下のような栄養素が含まれ、健康効果が期待できます。
主要な栄養素と効果
①スパイス
ターメリック (ウコン)：クルクミンという成分により強い抗酸化作用、抗炎症作用を持ち、生活習慣病予防や、肝機能の改善、美肌効果が期待できます
クミン：消化促進、免疫力向上、デトックス効果。鉄分も豊富で、貧血予防にも役立ちます。
コリアンダー：ビタミンC、ビタミンK、食物繊維が豊富。デトックス効果、消化促進、食欲増進効果があります。
唐辛子 (カイエンペッパー、チリペッパー)：カプサイシンという成分により新陳代謝促進、脂肪燃焼、血行促進効果が期待できます。食欲増進効果もあり、摂り過ぎは胃腸に負担がかかるため注意が必要です。
カルダモン：消化促進、口臭予防、リラックス効果
シナモン：血糖値の上昇を緩やかにする、血行促進、抗酸化作用
ジンジャー (生姜)：ジンゲロール、ショウガオールという成分により血行促進、身体を温める、免疫力向上、吐き気の緩和
ガーリック (ニンニク)：アリシンという成分により強い抗菌・抗ウイルス作用、疲労回復、免疫力向上を期待できます
これらのスパイスは、それぞれが複合的に作用し、様々な健康効果をもたらします。
②野菜類
・玉ねぎ
硫化アリル：血液サラサラ効果、疲労回復
ケルセチン：抗酸化作用、動脈硬化予防
・にんじん
β-カロテン: 体内でビタミンAに変換され、視力維持、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。抗酸化作用。
・じゃがいも
ビタミンC： 美肌効果、免疫力向上。
カリウム：体内の余分な塩分を排出、高血圧予防。
トマト
リコピン：強い抗酸化作用、生活習慣病予防、美肌効果。
その他
季節によって、ナス、ピーマン、かぼちゃ、ほうれん草など様々な野菜が使われ、ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できます。
③肉類 (牛肉、豚肉、鶏肉など)
タンパク質：筋肉、臓器、皮膚、髪など、体を作る重要な栄養素
ビタミンB群：エネルギー代謝、疲労回復
鉄分：貧血予防
亜鉛： 味覚を正常に保つ、免疫力向上 (特に牛肉、豚肉)
④豆類 (ひよこ豆、レンズ豆など):
タンパク質: 植物性タンパク質の良質な供給源
食物繊維：便秘解消、腸内環境改善
ビタミンB群：エネルギー代謝、疲労回復
ミネラル：鉄分、亜鉛、マグネシウムなど
⑤米 (主に日本米)
炭水化物:：体の主要なエネルギー源。
食物繊維：便秘解消、腸内環境改善
ビタミンB1：糖質の代謝を助けエネルギーにかえる
タンパク質：筋肉、臓器、皮膚、髪など、体を作る重要な栄養素
カレーは、多種多様なスパイス、野菜、肉類などから、ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質をバランス良く摂取できる、栄養価の高い料理です。 ただし、市販のカレールウには、脂質や塩分が多く含まれているものもあるため、摂り過ぎには注意が必要です。 手作りカレーであれば、脂質や塩分を調整しやすく、よりヘルシーに楽しめます✨
アレンジレシピ🍛
焼きカレー：耐熱皿にカレーとご飯を盛り、チーズを乗せてオーブンで焼くだけ。とろけるチーズがカレーに絡み、絶品です。
カレーパン：食パンにカレーを挟み、溶き卵とパン粉をつけて揚げれば、サクサクのカレーパンが完成。
カレードリア：ホワイトソースとカレーを組み合わせた、子供から大人まで楽しめる一品。
カレースティック春巻き：カレーを春巻きの皮で包んで揚げた、おつまみにも最適な一品。
カレーうどん：カレーにうどんを組み合わせた、定番のアレンジレシピ。
カレーってどうしても次の日まで余っちゃいますよね。定番のカレーにひと手間加えることで、違った味わいを楽しめます♪
1月22日がカレーの日ということは初めて知る人も多いのではないでしょうか。
今日の夜ご飯はカレーで決まりっ！🌟
最後までお読みいただきありがとうございます。
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