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うつ病 嫌なことを続ける癖

「これって、自分の小・中学校時代の癖がそのまま残っているのかも。」
ふと気付く。

私はうつ病になり休職をしています。
うつ病に至った自分の生き方を振り返りました。
つい最近、自分の生き方って小さい頃から変わってないのかも、と思ったので書いてみます。
お付き合い頂ければと思います。

①小学生の時の習い事


私は、小学生の時ある習い事に通っていました。
特にやりたいと言ったわけではありませんでした。
母親がよく言ってたのは、

「将来この習い事は役に立つよ。お母さんは、小さい頃友達が習っていて羨ましかったけど、やらせてもらえなかった。だから、やらせてあげたい。」

その時は分からなかったのですが、母親の劣等感だったんだと思います。
最初は特に何も思わず、通っていました。
しかし、学年が上がるにつれてその習い事に行くのが嫌になってきました。
自分の時間がなくなっていくのを感じたからです。
中学生になって部活が始まりました。
部活が終わって、その習い事に行くのは本当に苦痛でした。
何度か辞めたいと言ったことがありました。
その度に、
「お母さんは、やりたくてもできなかった。」
「お前は、なんでも続かないな。意志が弱いなぁ。」
みたいなことを言われました。
それが嫌でたまらず、行くふりをして逃げたことがありました。

②中学生の時の部活


私は、サッカー部でした。
小学生のとき、サッカー部はかっこいいみたいなことを上の兄弟に言われました。
部活によってカーストがあるということも何となく知りました。
小学生の時は、サッカーは特別好きでも嫌いでもありませんでした。
時々人数が足らずに地域のスポ少に呼ばれてました。
それぐらいだったので、まあ入るならサッカー部かなと思ってました。
体験入部みたいなので、いくつか部活を体験しました。
柔道部の体験をしたときに、面白いなと思いました。
ですが、やっぱり
サッカー部=かっこいい、カースト上位、モテる
という式が自分の中に完成してたのでサッカー部に入部しました。
部活に入って分かりました。
私は、チームプレーがとても苦手でした。
さらに、長く走る体力もありませんでした。
部活の先生も厳しく、私は部活が嫌でたまらなくなりました。

しかし、1度選んだからには変えられない。
自分の努力が足りないのだ。

そう自分に言い聞かせて部活を続けてました。
嫌々やっていたので、あまり上手くもなりませんでした。
チームに迷惑をかけまいと、ビクビクしながらプレーしてました。
試合の日は最悪で、体力は持たない、自分のミスで点数が決められるかもしれないなど不安でいっぱいでした。
部活が楽しいと言っている人の気が知れませんでした。

③嫌なことを続ける自分


2つのことを挙げました。
両方嫌いだったのですが、何より嫌いになったものがありました。
それは、自分です。

・続けられない自分
・周りに合わせられない自分
・嫌だと思ってしまう自分

全部嫌でした。
ですが、今振り返るなら、当時の自分にそんなこと思う必要ないと言えます。
なぜなら、その自分が嫌なことをやらなければならない理由がないからです。
周りは確かに言うかもしれません。

「この経験が自分のためになる。」
「続けることに価値がある。」
「せっかくやったのにもったいない。」

これらは、自分が決めることであって、人が決めることではありません。
別の選択肢を選ぶ権利だってあるはずです。
そして、うつ病になって思うのです。

もしかして、自分の仕事も同じじゃないか…

・やりたいかどうかではなく、世間体を気にしてた。
・自分に向かないと分かってからも、自分を追い込んでいた。
・嫌な気持ちに蓋をしながら、頑張り続けていた。

中学校の部活を考えると、面白いと感じたのを選べば良かったと思いました。
仕事も一緒で、自分が面白いかもと思ったものを選んでもいいんだと思います。
そう考えると、気持ちが少し楽になります。


長い記事になりましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。








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