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スキート射撃の魅力と挑戦の楽しみ
今回は、「クレー射撃をやってるんですか?」と聞かれて「嗜む程度に」と答えてウケなかった雲です。
今回は私が取り組んでいるスポーツ、スキート射撃についてお話です。
この競技は、銃を持たない方々(まあ日本人のほとんど)には興味がないと思えます。
しかもスキーではなく、スキートです。
今までトラップ射撃については、何度か記事にしていました。
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※兵庫県立総合射撃場に特別な許可を頂いて撮影・掲載をさせて頂いてます
1.スキート射撃とは?
スキート射撃は、空中を飛ぶターゲット「クレー」を散弾銃で撃ち落とすスポーツです。
クレーは粘土製で、速いスピードで塔から発射され、射撃ポイントから見るとまるで本物の鳥のような軌道を描きます。
この動きに対応するために、一瞬の判断力と正確な射撃技術が必要です。
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競技では、円形に配置された8つの射撃ポイント(ステーション)を順に回り、クレーが飛ぶ角度やスピードに合わせて撃つルールです。特に同時に2枚のクレーを狙う"ダブル"はスリル満点で、スキート射撃の醍醐味のひとつです。
2.スキート射撃の歴史
この競技は1920年代のアメリカで始まりました。
当時、狩猟の練習として生きた鳥を使う代わりに粘土製のターゲットを飛ばす方法が考案され、これがクレー射撃の誕生につながりました。
その後、スポーツとして洗練されて、1968年のメキシコシティオリンピックから正式種目となり、世界中で愛される競技へと発展しました。
こうやって聞くと、比較的新しい競技ですよね。
3.初心者にも分かりやすいルール
スキート射撃は、複雑そうに見えてルール自体はシンプルです。
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クレーは1枚ずつ、または2枚同時に塔から発射されます。
クレーが塔を出た瞬間を狙い、撃ち落とします。
8つのステーションを順に移動しながら、それぞれ異なる角度で飛ぶクレーを狙います。
ポイント制で採点され、撃ち落としたクレーの数がスコアになります。オリンピック競技では150発中、120枚以上を落とすのがトップ選手の水準です。
(満点出す人がいるのでルールはよく改正されます)
猟友会の大会では猟友会ルール(オリンピックより簡単)で25発中20枚以上で上位入賞レベルです。
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今回の練習で得た気づき
先日、真冬の強風の中で練習した際、クレーの軌道が普段よりも不規則に揺れ、命中させるのが一層難しく感じました。
基本的には、目に見えるクレーよりちょっと先に狙いをつけます。
そのちょっと先というのが、8つの射台で違います、それと左右どちらから飛んでくるかでも、ちょっと先というポイントが変わります。
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左右から同時のクレーが飛んでくる(ダブル)を成功させた瞬間は達成感でいっぱいでした。このように、一発一発に集中することがスキート射撃の魅力のひとつです。
スキート射撃の魅力
私が感じるこのスポーツの魅力を3つ挙げます:
スリルと集中力 クレーが飛び出す一瞬のスリルと、全神経を集中させる感覚は、日常では味わえない特別な体験です。
成長を実感できる 最初はなかなか当たらなかったクレーも、練習を重ねることで徐々に命中率が上がる。その過程で自分の成長を実感できます。
自然と一体化する開放感 射撃場は自然の中にあることが多く、広大な空間でのびのびと練習できるのも魅力です。
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今年の目標
私の目標は、今年の夏に開催される猟友会のクレー射撃大会で上位入賞を果たすこと。
そして、これまで何度も競り負けてきた宿敵に勝つことです!
そのために、技術だけでなくメンタルの強化も進めていきたいと思います。
周りにはあつかましい性格なのでメンタルは強いと言われますが、それとこれとは違うやろと思います!
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まとめ
スキート射撃は、単なるスポーツ以上に奥深い魅力を持っています。歴史あるこの競技に挑戦することで、スリルや達成感、そして集中力の大切さを学ぶことができます。興味を持った方は、ぜひ一度体験してみてください。きっと新しい世界が広がるはずです!
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20枚割れたら、兵庫県猟友会ではトップクラスに入れます!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回の動画は13分です。
マニアックな内容ですが、試行錯誤しながら練習してます
見て頂けると嬉しいです。
こっちは、命中したシーンのみショート動画で1分です。