怠けものの衣替え
近況をお伝えするとすれば、最近身の回りのことを怠けている。いつもと変わり映えがしない部屋、という意味でもある。
かろうじて毎日クイックルワイパーはかけているが日に日に雑になってる気がするし、物の位置もめちゃくちゃ。冬物のセーターはまだ仕舞えていない。
なんてひどい…とかブツブツ言いながら、手洗いできる冬服のいくつかを洗い、クリーニングに出した衣類に防虫除湿カバーをかけてクローゼットにしまう作業もやった。
えらすぎる。でも梅雨が来る前に洗わなきゃいけないものはまだまだある。ヤバい……。汗
面倒くさがりではあるものの、「サボり」には多かれ少なかれ罪悪感がつきまとうので、そもそもの工数を減らす努力は惜しまない。
たとえば服を買う時は、洗濯機可かどうかを必ず確認する。ドライクリーニングじゃないとダメな服は、冠婚葬祭用くらい特別か、この服が絶対欲しい!と惚れ込まなければ買わない。
問題は「手洗い可」。もちろん中性洗剤を使って洗濯機でやさしめに洗う方法があるのも知っているし、じっさい時々やる。
でも本当のところ、その手間自体を省きたいのだ。しかもレディースの服は「手洗い可」率が高いし、なんなら年々増えている気さえする。洗濯板から解放されたはずの我々が、なぜまたTシャツを手洗いしなければならないのか?
おしゃれなブランドで気に入って買ったTシャツが、気づいたら「手洗い可」だったことがある。おしゃれなブランドとはいえ(失礼ですけど)たかがTシャツなのに、なぜ手洗いしなければならないのか???
したがって、「手洗い可」の実情を見極めることにしている。洗濯機で洗っても長持ちするやつがある一方で、縫製が悪いと洗って数回でダメになるやつがあるから、この作業は重要。
布を触った感じやタグの組成表示、縫製や装飾をチェックして大丈夫だと判断できたら、洗濯機組に振り分ける。それで今のところハズレはない。これは間違いなく高校のときの家庭科の先生のおかげである。
ちなみに教わった当時はまだ日本ローカルの洗濯表示だったので、国際規格の洗濯表示が導入されたばかりのころはいちいち調べていたけど、新しい記号にもいつのまにかすっかり慣れてしまった。今では旧表示が懐かしく思われるほどである。
なお先述の「おしゃれなブランドで買ったTシャツ」は、タオル類と一緒にネットに入れて洗濯機で洗っているが、一度もバラバラになることなく今年で数シーズン目を迎えた。
少なくともこのTシャツに関してはわたしの判断が正しかったみたい。
あと洗濯関係ないけど、スカートにポケットつけないのは怠慢だと思う。
タイトスカートだとある程度諦めもつくけど、ロングスカートはね……。だいたいたっぷりの生地でふわっとしたシルエットを作ってるんだからちょっとの物を入れるスペースくらい確保できるんじゃない?と期待する自分が良くないのも分かってるのだが、期待するぶんポケットがないとがっかりする。ソーイングビー出場者並みの腕があったらポケットを後付けする。ポケットなしのメリットは紙を入れたまま選択するリスクがないこと程度でデメリットが大きく上回る。とにかくポケットはちゃんとつけてほしい。
そして洗濯機可で素敵なデザインなら、言うことなし。最高です。
今日はこの辺で。
この季節はまだ風が爽やかでいい気持ち。でも体を冷やさずに過ごしましょう。
それではごきげんよう。