ゆとり

1997年生まれ。映画/本(特に海外文学)/ラジオなど。 日々のこともたまに書くつもりです。細かい運用方針は手探りで決めていきます。

ゆとり

1997年生まれ。映画/本(特に海外文学)/ラジオなど。 日々のこともたまに書くつもりです。細かい運用方針は手探りで決めていきます。

最近の記事

週記(ラジオ体操第一、フローズンヨーグルト)

ご無沙汰しています。 暑さと涼しさを繰り返している今日この頃、わたしは絶不調の真っ只中にいる。 体力をつけようとして4日連続でラジオ体操第一をやってみたが、5日目になるはずだった昨日は腹痛がひどすぎてそれどころじゃなかった。まあ1日抜けたくらい大したことはないのでゆるゆる続けてみようと思う。上腕二頭筋に軽く筋肉痛っぽい痛みを感じるので多分効いているはず。 なんで急に体力をつける気になったかといえば、気温が下がったことだけでなく、脊髄梗塞を患ったひろみちお兄さんの驚異的な回復

    • 鼻の下の汗

      おいしいお芋スイーツが店頭に並び始めたというのに、秋花粉がとびはじめたというのに、いっこうに涼しくならない東京である。 どうかしてるよ。 わたしは先日コロナに罹ってからというもの、二度とかかるまいと決意して外出時はマスクをしている。 しかし、確かに暑い。いわゆるN95型マスクをつけているので通常のマスクより余計暑い。それで鼻の下の汗問題が発生している。 わたしは、もともと顔によく汗をかくたちだ。エキストラで参加した撮影現場で直してもらっても直してもらってもすぐにダメになっ

      • 【感想未満】伊藤潤二『うずまき』、伊藤潤二展

        まともに更新するのすごい久しぶりな気がする。 この数ヶ月、仕事ではなく余暇の活動において文章を書き、書き、書きまくって疲れてしまった。このnoteで好き勝手書くのとは勝手が違って、いかに情報を的確に伝えるかが重要なことを期日までに期日までに書かなければいけなかったのでプレッシャーもかなり強かった。そして、これはしょっちゅうあることなのだが、何か一生懸命にやっていると何かをやり忘れたような、不安感が出てくる。これがわたしの妄念なのか、本当のことなのか、振り返って確かめる余裕もな

        • 生まれて初めて日帰り入院した感想

          ごぶさたしてましたが、なんとかやっています。怒涛の忙しさで、更新したい内容はいくつかあるのに全然こちらにリソースを割けなかった。気がついたらもうサルスベリが花束みたいに咲いてる季節ですね。 1〜2年ほど前、久しぶりに口腔内のレントゲンを撮ったら「親知らずができてますね」とかかりつけの歯医者さんが言った。 どうやらそのうちの1本が難儀な生え方をしていて、大きい病院で抜かないといけないレベルだという。なんとなく抜きたいと思って前のめりに紹介状をもらったのが3月くらい。 診察を

          大雨と握りそうめんの話

          火曜日の大雨、みなさん無事に凌げただろうか。 わたしはあまり無事ではなかった。 振替休日で仕事は休みだったのだが、病院に行かなければならなかったのである。朝起きた時から低気圧で体が重たく、そんな日に予定のあったわが不運を呪うほかない。しぶしぶ、薄っぺらいレインコートを着て病院へ向かった。 しかしあまりの吹き降りで歩き出して5分ほどで体が冷えてこわばりはじめた。タイミングよく通りがかったタクシーに乗れたのだが、こんな日に限って上着を忘れたもんだから冷えた体がこごえて仕方ない。

          大雨と握りそうめんの話

          絵本『あさいち』

          先日また起きた能登や輪島、珠洲の地震。皆さまご無事だったでしょうか。 わたしはあの時間はもう起きて自室で作業してたのだが、スマホの緊急地震速報で飛び上がったら椅子の足に脛をぶつけ、呻きながらリビングへ急行したのだった。 わたしは震源地に近いところに住んでないからこの程度で済んだけど、揺れた地域の方々はさぞ心配だったことと思う。 もうこれ以上被害が出ませんように。そしていち早く快適な生活が取り戻せますように。 **** 福音館から出ている「たくさんのふしぎ」シリーズのなかの

          絵本『あさいち』

          テレビ時代劇─『御用船炎上』【勝手に西村晃映画祭⑩】

          池広一夫の作品を観るのはたぶんこれが初めてだった。 筋書きが面白そう、西村晃も出てるし…と軽い気持ちで見始めたら予想以上に面白い復讐劇だったので、感想を残しておく。 話はけっこう暗い。 幕府の品々の運搬を請け負う廻船問屋の江戸屋宗右衛門(佐竹明夫)はある日、抜け荷の濡れ衣を着せられた。宗右衛門が奉行所に引っ立てられそうになったところに、水夫の栄次(竹脇無我)が「自分がこの禁制品を船に積み込んだ」と名乗り出る。江戸屋とライバル関係にある大黒屋(待田京介)が奉行所と通じて謀った

          テレビ時代劇─『御用船炎上』【勝手に西村晃映画祭⑩】

          怠けものの衣替え

          近況をお伝えするとすれば、最近身の回りのことを怠けている。いつもと変わり映えがしない部屋、という意味でもある。 かろうじて毎日クイックルワイパーはかけているが日に日に雑になってる気がするし、物の位置もめちゃくちゃ。冬物のセーターはまだ仕舞えていない。 なんてひどい…とかブツブツ言いながら、手洗いできる冬服のいくつかを洗い、クリーニングに出した衣類に防虫除湿カバーをかけてクローゼットにしまう作業もやった。 えらすぎる。でも梅雨が来る前に洗わなきゃいけないものはまだまだある。ヤバ

          怠けものの衣替え

          少し前に読んだ──ジュンパ・ラヒリと大江健三郎、そして楳図かずお

          雑事やイベントの準備をしては惰眠を貪る間にどんどん時は過ぎ、街のモッコウバラはしなび始めた。いまは夏バラの盛り。ツツジやサツキもたくさん咲いて5月っぽい感じになってきた。 わたしはこの季節が好き。新緑がつやつやしてるし、日差しが強くても空気が少しひんやりしてて息しやすいから。ずっとこのくらいでいいのよ! ところで、noteの下書きは…といえば全然進んでいない。言い訳をするといろんなことに追われてて、簡単な下書きすら終わってない。 なので、更新をサボらないための応急処置として

          少し前に読んだ──ジュンパ・ラヒリと大江健三郎、そして楳図かずお

          モッコウバラの季節

          ヤマザクラが散ってしまい、八重桜が咲いているが、今年のわたしは八重桜よりモッコウバラに注目している。 モッコウバラは満開の一歩手前─生垣に少しちんまり咲いているくらいが趣があるとわたしは思うのだけど、そんな人間側のエゴはつゆ知らず、ツルをグングン伸ばしてはモコモコの花を咲かせまくり、通りによい香りを放っている。 たいていの花は季節が巡ればまた咲き、わたしたちの目を楽しませてくれるけれども……。 先日亡くなった祖父を思うと未だに胸が詰まってしまう。この世の外がどうなっていよう

          モッコウバラの季節

          優先席とヘルプマーク ヘルプマーク編

          悲しいことがあって落ち込んだりバタバタしてたら、約束の日を2日も過ぎてしまった。 見積もりが甘くてすみません! へたに約束なんてするもんじゃないな!! 実は優先席ばかりでなくヘルプマークのお世話にもなっている。ヘルプマーク自体はいいアイデアだ。しかしまだまだ周知が足りないと思う。 それを証明するかのような出来事が火曜日の朝にあった。近くにいたご婦人がわたしの着けてるヘルプマークを指して、「すみません、これってなんのマークなんですか?」と訊いてきたのだ。出来すぎで作り話っぽい

          優先席とヘルプマーク ヘルプマーク編

          優先席とヘルプマーク 優先席編

          病気の影響で立っているのが難しくなってしまい、ここ最近電車に乗るときは優先席のご厄介になっている。座れるとき、特に譲っていただいたときは本当にありがたい。 今回は優先席について、感謝と一掴みのわだかまりをまじえて書いてみたい。 優先席というのは、ふつうに考えれば「体調不良や病気、怪我などで立っていられないひとが優先的に座る席」だ。優先席が優先席として十分に機能するためには─くだいて言うと「思いやり」とか「譲り合い」みたいにデリケートな概念は─、お互いさま精神と良心に基づく暗

          優先席とヘルプマーク 優先席編

          週記─牛丼、市原悦子、がんばらないユニバース

          牛丼系チェーン店でいちばん好きなお店は松屋なのだが、この半年くらい松屋で食べてなかった。 ひさしぶりの松屋にテンションが上がってキムチがのった牛丼をアタマ盛りでオーダーしたら肉の量にちょっと気圧された。たんぱく質とった満足感とともに帰宅。 最近家で1時間を超える映画を観ていない。サブスクで観たい作品もあるのだが、薬の副作用や疲れで寝てしまうのだ。 先日のこと。勝手に始めた西村晃映画祭番外編!という記事を作ろうと思って『家政婦は見た!』の西村晃回をFODで見始めたのだが……正

          週記─牛丼、市原悦子、がんばらないユニバース

          2月を通り抜けて

          「お誕生日おめでとう!」と言いながらクーポンを送りつけ消費を促してくるなんて見ようによっちゃケチだ、資本主義の悪いところだ、と言って回っていたら、ある店舗の1000円クーポンを使っていなかった。 主張を譲るつもりがない一方で、クーポンを使い逃すと悔しくなってしまう。こんな小市民ぶりや情けなさを棚上げさせてもらうと、2月は28日ないし29日しかないのにほかの月と同様ひと月分のクーポンしか発行しない店舗はやっぱりケチじゃないだろうか。もしかして社内に2月生まれが全くいないのだろう

          2月を通り抜けて

          人生初の確定申告

          【追記】その後見直したら勘違いによる入力ミスをしていたことに気づきました。そんなオチとともにお楽しみください。。 いや、これっぽっちかい!!!!と心の中でめっちゃ叫び、どこか間違ってないかと何度も見直した。しかし残念ながらなにも間違ってないらしい。世界とわたしの間の距離がまた少し広がったのを感じる。 具体的に何が不満かというと三点あって、 ①去年めっちゃ病院行って医療費めちゃかかったし(ウン十万レベル)、寄付もしたし、医療費貧乏なのに今の職場に入るまでの空白期間ぶんとして

          人生初の確定申告

          早春、のんびりと

          ここ最近、寒暖差や気圧差で心身がずいぶん参っていて、それと関係あるかわからないけど、声を張ると疲れるためどうしても小声になってしまう。 この1週間、たぶん10人以上に聞き返され、複数人にはスルーされた。聞き返されるのはまだしもスルーされるのはさすがにダメージを受ける。相手の耳に届いてないんだから、まあ仕方がないんだけどね。 数日前なんて、甘いものが食べたくて入った飲食店で店員さんを呼ぼうとしたら何回も空振りして、隣のテーブルについてた同世代の女性2人組が見かねて代わりに呼んで

          早春、のんびりと