介護事業を20年経営して思うこと Vol.10
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回のテーマは、「ピンチの時に感じたこと」です。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、20年運営しております。
※当社HPはこちら https://www.hokufuku.com/about/
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て日々入居者様とかかわってきた中で、いま思うことを綴りたいと思います。特に読んでいただきたいのは、これから介護職を目指す方と今まさに介護職に就いている方々です。
いつも鉄人と思われている私ですが。
お恥ずかしながら・・・
約3週間前に体調不良になり、過去経験したことがないほど
しんどい思いをしました。
私は介護事業の経営もしますが、介護の現場にも入ります。
どれだけ体調がしんどくても、必ず現場に入り職員とともにお仕事をすることを大事にしてきましたが、今回ばかりはそうもいかず、はじめて数週間お休みをいただきました。
食欲はないし、めまいもする、トイレにも這っていく状況で本当に困りました。
現場に急に行けなくなり、職員に申し訳ないと思っていましたが、
何人もの職員から連絡をもらい「自分にできることがあればやります!」「利用者様が専務を待っているので、早く元気になってください!」
と嬉しい言葉をいただきました。
私は職員から「鉄人」「強い」と思われているようですが、
こうした状況にみんなびっくりしたようです(笑)。
崖を登ったあとに見た景色
数週間お休みしたのもはじめてで、患者として車いすにも乗りました。
なんとも乗り心地の悪いものだなあと思いましたし、
体調が回復し数日ぶりに入浴(-5)したときの
言葉に出来ないほどの爽快感も体験しました。
車いすも入浴も、利用者様の気持ちになってみると、
改めて大事だと心から思いました。
ピンチの時に感じるものは多いものです。
あったかい職員がたくさんいて本当に幸せだなあと思いましたし、
利用者様の気持ちをもっともっと大事にしていこうと、
思いを新たにする出来事でした。
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当社では、「職場の仲間と利用者様を大事にする」という考え方に共感いただける方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。
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