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子どもをとりまく現場で必要な力



その1 コミュニケーション力

コミュニケーション力に何をさて置いても必要なのが『挨拶』です。
拍子抜けました?
安心してください。何もおしゃべり上手がコミュニケーションの達人ではないと私は考えています。

挨拶がいつも気持ちよく出来る人には、
相手の心の中の見えない扉が気持ちよくオープンします。
逆に、何だかいつも目も合わさずにゴニョっと言うなあ、と言う人には心の扉は無反応で信頼関係は実は進みにくいのです。
その後のおしゃべりは弾んだとしてもです。

人としてのファーストインプレッションの関門と言えるのが『挨拶』で、毎日その関門をくぐっているわけです。

当たり前のようでいて、威圧感のある相手によっては萎縮してなんとなく誤魔化してしまったり、タイミングを逃して結局言えなかった、、、。なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか? 

「おはようございます」
「よろしくお願いします」
「ありがとうございます」
「ごめんなさい」
「さようなら」「失礼します」

どんなに人見知りで(案外皆さん実はそうですよね)シャイで、説明下手だったりでも、
しっかり身体を向けて目を見て『挨拶』出来れば大丈夫。
相手の心の扉はオープンであなたのことを受け入れる体制ができています。

あとはあなたらしい自己表現でコミュニケーションをなさってください。

おしゃべり上手や愛想などは挨拶がしっかり出来てからの話です。

その2 心のあり方

子どもに携わる人は、日々おそらく子ども達から影響を受けているはずですが、
素直さ、健全さ、公平さ、正直さが必要です。

これらは必須アイテムなので、怪しいと思う方は一度よくご自分と向き合ってみてください!笑

素直で健全でいつも公平で正直でいられたら、、、
想像するだけでも心に爽やかな風が吹き渡りませんか?

その、心に爽やかな風が吹き渡っている状態が望ましい心のあり方です。

現場では、、案外公平で存在するって難しいんだな、と思っていました。
どんな子にも公平でいられる先生って私が出会ったのは、ほんの数人の方だけだったかも知れません。

違ったな!しまった!と言う場面では、やっぱり誰が相手でも素直に謝れたら本当に素敵です。

その3 トラブル時・ミスした時の受け止める力

煩雑な業務が重なって気が散っているような時、疲れている時、そんな時に限ってさらに落ち込むようなことが発生しません?
 
人間だから間違うことや失敗することあります!
声を大にしたくて太字になってしまいました。。。

でね、大事なのは、正念場なのは、
このやらかしたあとなんですよ!

もう、事務所でこってり絞られている先生方、いっぱい見ました。
ハラハラ、こっちまで悔しくて泣きそうになったり、なんでだー!と腹が立ったり。

で、いろんな立ち回りをする😅先生方を見て思ったのは、
みんながやっちゃう、とりあえずの言い訳を第一声にしないこと!

これをやっちゃった瞬間、周りは残念モードに入り、さらにその先の説教モードのボタンにスイッチが入ってしまうんです。

ところが、腹をくくって自分の非をしっかりと受け入れるところから始めると、あら不思議!逆に失敗してもきちんと対処のできる人材だと、逆に信頼を得る事態になったりするんです。

失敗こそチャンスなれ!!

実際にどんな感じかというと、、、

どうしてこういう事になったのかを、言い訳なしで時系列で説明する。
その上で、この時に確認すればよかった、でもこう言う状況でできなくて今回のようになってしまったのだが、そこは自分の認識が甘かった☜しっかり反省ポイントは自分の口で述べる事が大切。
などなど、客観的に冷静に状況を伝えること、さらにやっと「実は、こうこうこうで、、😢」と言いたい言い訳を言えば、大体が「それはしかたなかったね、、。」と同情ムードに。

言い訳もできない、本気でやらかした状況でも、本人がしっかりとどうしてそうなったかを理解し、ダメだった部分をちゃんと皆に発言できれば、はっきり言って、怒られる隙がないですよ。

さらに、次回からはこんなふうに改善したい、と改善策を述べる。

そして最後には、しっかりと謝罪の言葉を目を見て言える。

これが出来なくて、言い訳ばっかりして今一つ信頼を得れないと言う姿もあります。

大きな失敗をした時は自分でもショックで落ち込みますね。
しかも、子どもに関しての行き詰まりは時に深刻です。
周りからの信頼感の無さは本人も感じますし、だんだんと自身も意欲も落ちていき、退職につながる、、こんな姿を何人見た事でしょう。

逆に、よくやらかすけれど、前向きに毎回しっかり反省して改善点を見つけ対処しようとする保育士さんは担任を任せられたり,上からの支持が絶大でした。

何より、パフォーマンスでなく、より良い保育を目指そうとする姿が大切で尊いです。 

どちらも、実際の保育自体の力はそれぞれの魅力があって、そう実力に大差がある訳ではなかったと、不思議なくらいです。

その4 正確な知識とそこから得る判断力

その1から3までで、基本的な在り様をお伝えしました。

ここでは、さらに皆さんに力をつけて頂きたいので、看護師目線の専門的な話になります。

子どもの身体の健康はどうやって作られているか、すぐにイメージできますか?
逆に、これはおかしいぞ、とすぐに判断できますか?
子どもの体調に関して、判断できるポイント、幾つ挙げられますか?
救急車を呼ぶべき時、呼ぶべきではない時、判断できますか?

質問攻めになってしまいました💦

おそらく、皆さん、理屈でなく感覚で判断されている部分が大きいのでは、と思います。ちょっと言い過ぎかな、ごめんなさい🙇

私は、お母さん任せでなく、その子をしっかりとした知識で根拠を持って判断できる先生になってほしいと思っています。

難しい事は言いません。
私に出来る限りのスキルをお伝えしていきます。
そしてご自身で考え判断できる力をつけて下さい。

私には、専門学校での講師経験があるのですが、
その時に、「難しいことを難しいまま教えるのは簡単。そうではなく、相手が本当にわかるように難しいことを伝えなきゃだめなんだ。」と学びました。

え??
と思うほど、それっておばーちゃんの知恵じゃん?って言われちゃうくらい、
身近で分かりやすく、お伝えしていけたらと思っています。

でも、全部本当に必要な大切な知識と実感しているし、簡単には手に入れられない知識だからこそ、私は心からお伝えしたいのです。

その4の内容は、今後の投稿で細かく分けて投稿させて頂きます。

皆さんの保育の底力がアップして、より幸せな保育が展開されることを願って、記事を投稿していきます。
一人でワクワクしてしまいます。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
文章も、少しずつ分かりやすく読みやすくなるように頑張ります。
どうぞ今後もお付き合いいただけたら嬉しいです。

次回は、、、
もう書きたい事がありすぎて、軽いパニックなんですよ。。。

どうかお役に立てますように、、、。🫶





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