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#04 「なりたい自分を叶えること」 について

はろー、はろー。
咲紅乃です。

※ 2023年9月23日に執筆したものです。

ここ最近、コツコツと物事を進めていく中でやっぱりそうなんだよな、
と思わざる終えないことが「なりたい自分を叶えること」について。

自分はよく漫画でみる
"ごくごく平凡な私"のクラスに突然転校生がやってきて
運命の出会いをしたとか
"ごくごく平凡な私"が突然何かに選ばれてヒーローになったりだとか
そういうものに憧れていました。

そういう自分になりたかったし、期待していました。

そりゃあもう、夢に見るぐらいには
いつか自分にもこういう人生がときめく”突然” がやってくるのだと、
信じてました。


ヒロインのようにクラスで人気の友人や部活で活躍するヒーローを横目に
健気に自分の番をひたすら待っていたんです。

そう、「待っていた」。

けれど、結局、少女漫画のヒロインになることも
少年漫画のヒーローになることもなく
気がつけば憧れの漫画の主人公たちよりも
年上になっていて受け入れがたくも"ごくごく平凡な私" を続けていました。

あれ?
どうして"自然" に来ないの?
どうして”突然” が私の前には現れないの?

強い違和感と納得がいかないもやもやとした気持ちが
ひたすら自分を攻撃しました。

学生時に待っていた間もちくちくと。

「ブサイクだから」
「太いから」
「頭が良くないから」
「お金を持っていないから」
「話すのが得意じゃないから」
「なにか突出してのものを持っていないから」


ひたすら自分の"ない" に焦点を当てて、叶わない理由にしていました。
もはや"叶える" というより"ない" に執着し、甘えて、逃げていました。


その執着や甘え、逃げにも気づいていました。

それでもなお、気づいた事柄にさえも嫌悪感を抱き続ける毎日。

どうしようもない自作自演の可哀想な自己満ヒロイン。
責めることで自分のなりたかった”ヒロイン”や”ヒーロー”になっていたわけです。

ああ、なんて痛々しい。






そんなわたしに一言、「待っても来ません」。

自分の頬に思い切りビンタしたいぐらいに強く強く伝えたい。

自分にとっての理想があり、叶えたいものごとをがあるのであれば、自分から動き、発信し、掴みとるしかないのです。

待っていても歳をとるばかりで
気がつけば人生が終わっているかもしれません。

叶えたいと思うものごとがあるのであれば、動くしかないです。


それがきっと理想としていた"自然" に来ることへの土台作りに繋がる。
何もせずに来ることこそがあまりにも"不自然"。

そもそも突然来たとして
今の自分は叶えた先を進める自分なのでしょうか。

叶えることがゴールでは無いという言葉をよく耳にするでしょう。

でも正直そうで。

叶えた後も人生は続きます。
叶えて終わりじゃないです。

叶えてそこからまた叶えたいことがどうせでてきます。
どうせ "もっとやりたい" がやってきます。


人間だからこそ、欲なんて無限大であり
可能性も無限大で。

コツコツとやることは
目先の叶えたいことを叶えられる自分だけではなく
"叶えた先の自分" の叶えたいことを
叶えられる自分に繋がっていると思うのです。

先ほどから「しかない」という言葉を多用したので、
強制に感じたり、自分を否定されるように感じたりするかもしれません。

でも、”しかない” は、実にシンプルです。

叶えるために必要なことや今自分が取り組めることを
把握し、コツコツとやる。

ただやる。


その過程でマイナス感情に振り回されたりするから
“しかない” の意味合いが歪んで
逃げ道がない状態になってしまって動けなくなり
コツコツができなくなってしまうんだろうな、と思います。

ただただやることは一つの方法でなくていい。
いろんなものを摘んでいけばいい。

試行錯誤が必要なことを忘れないで
臨機応変にただただやるでいいのです。

そして、そのなかで必要なことは叶うことを信じるのではなく
叶えたいことを明確にして
ただただ"叶えられる自分" を信じ続けることではないでしょうか。


信じ続けてコツコツやることで
必要なタイミングで叶えたいことが実現できる。

なにもせず、突然来て
すぐに叶えられるものなんて中身がスカスカで
人生において非常につまらないものでは?

正直、こう言っている今この瞬間の自分も
まだまだ突然を求めたり、「どうして」「なんで」と思ってしまったり
頭でっかちになることばかり。

そりゃそうでしょう。

何年もそういう自分を生きてきたんですもの。
それはどうしようもないこと、それもまた自分。


過去の自分も今の自分も否定しないためにも変化も行動も小さいことから
コツコツやる”しかない”。

過程で感情がコントロールできなくなったとしても
それはそれで人間臭く生きている。

自分はロボットではなく人間ということも忘れないで。

どんなに不恰好でも不器用でも
叶えられる自分を信じることでその人間臭さも愛しく思える。

まずは一歩から。

不自然を自然に
突然をいつでも楽しめる自分になるように。

自分の人生は自分で動かしていく。
自分で叶えるを掴み取っていく。


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