他者依存しない自分の作り方
こんにちはMetaKozoファウンダーのルキフェルです。
僕は2022年11月にMetaKozoというキャラクターブラントを立ち上げ、
昨年2024年は4月と11月で西武渋谷でアパレルグッズのPOP UPを開催したり、実店舗のラーメン居酒屋「会心のいち撃」を熱海にオープンしたり、今は6000人規模のコミュニティ規模に拡大し、日々アクティブで個性豊かなメンバーと活動をしています。
そんな今日は他者依存しない自分の作り方について話したいと思います。
前提として他者依存とは、自分の価値や評価、判断を他人に委ねすぎる状態のこと を指します。
20代の頃の僕が他者依存体質でした。
当時の僕は人からの評価を気にしたり、SNSのフォロワー数やいいね数を気にしてました。
周りがモデルや歌手や俳優が多かったこともあり、SNSの反応の数がアイデンティティになっていたのです。
そして偉い誰かが助けてくれると人に気に入られるために日々媚を売っていました。自分の価値は他者が決めることだと思い込んでいたのです。
しかしあることがきっかけで他者依存のリスクについて気づきました。
当時フリーでアーティスト活動をしていた僕は、オーディションを受けてありがたいことに大手の芸能事務所さんから声が掛かりました。
みんなが知ってるような俳優や女優さんが所属している事務所さんだったので、ここに所属できれば事務所が売り出してくれて今後の芸能活動は安泰だと思った訳です。
今まではフリーで活動していたのでライブも曲もマーケティングも全て自分たちで考えていましたが、所属できるかもという話が来た後の僕は自分で考えることをやめていました。
事務所がなんとかしてくれる。それまで自分たちでは動かずに待っていようと。しかしその事務所さんの本社に3回ほど行き、途中から所属することに対して消極的な意見が先方の担当者から出始めました。そして結局、事務所所属の話は流れました。その期間が大体3ヶ月くらい。
その時に僕は思ったのです。
他者に運命を委ねてはいけない。自分の将来は自分で決めるのだ。と
事務所に入るという話が来た瞬間に自ら考えることを放棄していた自分にゾッとしました。
それから他者に依存しない強い自分と自分の城(会社やコミュニティ)を作る必要があると感じ、それから4年くらいの準備期間を掛けて自己成長と自分の城を作っていきました。
ここからが本題です。
他者依存しない自分の作り方
①自分との小さな約束を守る
なぜ他者依存をしてしまうのか?なぜ自分の価値を他人に委ねるのか?
僕は、自分に自信がないからという結論に至りました。
自分が自分を認められてないから人に委ねるのです。
では自分が自分を認めるためにはどうすればいいか?
自分に嘘をつかないこと、自分との小さな約束を守るです。
他人に嘘はつけても自分には嘘はつけません。
自分との約束を破れば自分はそれを知ってるし、起きてる時間は自分が自分を常に見ています。
なので日頃自分がどう過ごしているかが自己評価につながります。
僕の場合は、小さな約束を作っていきました。
まずは毎日朝起きたら感謝する、1日15分は読書するなど。
初めから約束のハードルを上げすぎると、すぐにできなくなり約束を破るとまた自信がなくなります。
なので絶対に守れる小さな約束を自分と実行していくことが大事です。
自分との小さな約束を守っていくうちに、自分は口だけの人間ではなく、ちゃんと有言実行できているなと自信につながっていきます。
慣れてきたら約束のハードルを少し上げていきます。
僕の場合は、毎日の感謝や15分の読書ができたら、瞑想10分、読書は30分以上、筋トレ、朝の散歩、ギャンブルをやめる、酒をやめる、無駄な遊びをやめるなどの自分との約束のハードルを段階的に上げていきました。
習慣になればそれは努力ではなくなるので、負荷を少し増やしても対応が可能な自分になれています。
②自分の長所を伸ばしまくる
自分の長所を伸ばしまくって武器にすることです。
正直、今の時代は総合力はいらないと思います。
いろんなことができた方がいいですが、いろんなことが平均的よりも一つのことが特化してる人の方が重宝されます。
自分が好きなことよりも得意なことで需要があることを伸ばしていくとその得意なことは武器になり自分の城を作ってくれます。
好きなこと=得意なことが理想ですが、好きなことを前提に持ってくるとそれが社会的に需要がある水準までいってないと単なる趣味で終わるので注意です。
僕がしていた音楽で例えてみます。好きな音楽と売れる音楽は違います。大抵の売れないアーティストは自分たちが好きな音楽をしてしまってます。
自分たちが好きな音楽をいつか世間が気づいてくれるだろうと信じて本人たちはやってるつもりですがそれだとなかなか芽は出ません。
売れる音楽=需要があり多くの人から求められてる音楽です。
好きな音楽で結果を出し、世の中から評価されるのは一部の天才に限ります。売れる音楽を作ることが得意な人は売れます。その先に多くのファンを獲得できると、自分たちが本当にしたい音楽をしてもファンの人は聴いてくれるのでビジネスは成り立ちます。順番が違うだけの話です。
まずは自分が好きな事というより、世間から求められている自分の得意なことは何かを自己分析しその武器を強化していくことです。
武器が強化されれば自分の価値を証明できます。
僕の場合はマーケティング、アイデア出し、ゼロイチを作る、人を引き込む力が自分の得意なことだったので、その武器を活かしてキャラクターブランドとコミュニティを立ち上げ独立しました。
③自分を知る
自分が何が得意かわからない人は、まずは自分年表をつけて自分のこれまでの人生の実績をつけて自己分析してみてください。
具体的に2020年に何をして何で成果を出せたか?何で成果を出せなかったか?まで書き出します。
そして親友に自分の長所と短所を聞いてみてください。
自己評価とは違う自分のことをよく知る客観的な意見を聞くことも大事です。
僕の場合は、昔から僕のことをよく知る10年以上の付き合いの親友3人に恥ずかしながら聞きました(笑)
「突然でごめんだけど、気にせず僕の長所と短所を教えてくれー!」と思い切ってLINEしました。
そしたらカリスマ性や人を引き込む力、人とは違う何かを成し遂げれそう感など親友から見る僕の長所を教えてくれて、短所は地道な努力といつも何かに挑戦するけど続かないことを挙げてくれました。
この自分のことをよく知る客観的な自分と自己分析した自分を言語化していき、どこをフォローしてどこを伸ばしていくかを固めていきます。
この時に率直な意見を伝えてくれた親友には感謝でいっぱいです。
知ってるようで知らない自分という人間の解像度を上げることが大切です。
④嫌われる勇気
嫌われる勇気というベストセラーの著書があります。
この本は是非一度は読んでいただきたいのですが、僕はこの書籍をきっかけに嫌われる勇気を持つようになりました。
嫌われる勇気とは別に嫌なやつになれということではありません(笑)
仮に誰かに嫌いになられても自己評価には関係ないということです。
昔の僕は人の顔色を伺ったり、嫌われたくない、あの人は僕のことをどう思ってるだろう、悪口を言われてないかなどの余計な心配を自分の中でしていました。しかし人の人生を生きる必要はないこと、誰かが僕のことをどう思うかは僕が自分をどう思うかには関係ないということです。
その考え方を知ってからは人の顔色を窺うことをやめました。
会社員時代は苦手な上司に媚を売ることも辞めたし、暗黙の了解の残業をすることも辞めました。価値観が合わない人と関わって無駄なトラブルが発生することも避けました。
しかしこの嫌われる勇気を持つことの大前提として、誇れる自分ができてるかが重要です。中途半端に努力をしてない自分で人のアドバイスを聞かなかったり、嫌われてもいいやと人間関係を軽視するのは違うと思います。
ドシっとした自分があった状態で、嫌われる勇気を持つことでより強靭な自分が出来上がっていきます。
営業職や接客業の人が嫌われる勇気を重視すぎると仕事に支障が出ると思うので、その場合は愛想良くしつつで内に秘めておきましょう。
⑤人の意見や言葉に一喜一憂しない
僕的にエヴァンゲリオンのATフィールドを張るイメージです。
生きていると理不尽や酷い言葉をかけられることは必ずあります。
僕は基本的に生意気な性格なこともあって、これまでいろんな人からマウントを取られたり、理不尽な言葉をぶつけられた経験がたくさんあります。
そんなの上手くいかないとか、考えが浅い、仕事が遅い、お前はダメだ、そんなことも知らないの?とか、若い時に働いてたBarでは理由もなく鏡月のボトルで頭を殴られたこともあります。
20歳の時に教えられてない領収書の書き方を店長に聞いたらめちゃ怒鳴られたこともあったな。皆さんが思ってる以上に僕はけちょんけちょんにされた経験があります。今思えば出る杭を打ちたかったんでしょう。
しかしそんな厳しい言葉を一個ずつ毎回素直に受け止めていたら、体がいくつあっても足りません。
なのでATフィールドを張り、真っ正面で受け止めない。
その言葉の意図を冷静に判断し、違ってると思ったら「なんか言ってるなー」くらいで聴き流す(表面上は聴いてるフリをする)。自分のためになる言葉だったり正論だったらありがたく受け止める。
このように自分のパーソナルスペースは維持しつつ、吸収する言葉や情報を選んでいくことが自分を守ることでもあります。
価値観や考え方は人それぞれです。
別の人生を歩んできてる訳ですから考えは違って当たり前です。
相手が自分の言動の意図をどこまで把握しているかもわかりません。
ストレートに人の意見や言葉を受け止めて一喜一憂しないことも大切です。
以上が僕が他者依存から脱出したプロセスです。
自分の価値は自分で決める。
しかし独りよがりな自己評価ではなく、自分の武器を使い世の中に価値提供をできているかどうかが重要です。
他者依存をしている人は以上の方法を実践してみてください。
本日もありがとうございました。
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