いつもの八百屋で、いつもより100円高いきのこを買った
引っ越しを1週間後に控えました。
久しぶりの新生活、わくわく。
でも、なんだかんだで中高時代と就職後あわせ9年間住んだ街。出社日帰りに寄るスーパーや、黒胡麻ラテの美味しさを教えてくれたカフェ。もう当分来れなくなるなぁと思うと、とたんに寂しい。
そのなかでもひときわ、離れたくない心の拠り所。
取ってかえられない八百屋の話
その八百屋の店員さんは皆さん元気ハツラツそのもの。辺りはいつも「おすすめだよー!!!今日は特売だよー!!!」が響きわたる。
私がこの八百屋さんに好んで行く理由。鮮度や価格といったTHE 理由もあるけれど、他にも要素がほんとうに多くって。
気さくだけど、間合いと会話量がちょうどいい
おすすめだけじゃなくて、非おすすめも正直すぎて心配になるくらい教えてくれる
根本のお野菜愛(野菜話のなかだと「こんぽん」がこんなにわかりづらいとは)
ふとこの八百屋さんを離れることを想像し、ここには購買体験を求めに行っていたんだと気付かされました。
新天地でも、こんな素敵なお店と出逢えるといいな。
ということで、今日も今日とて
店先のおじちゃんに「この前買った新玉ねぎ、甘くてトロトロでおいしかったです〜!」と伝えたらすごく嬉しそうにされていた。カワイイ。
今日は椎茸が2種類、ハウスものと原木ものが陳列。「お姉さんは、原木ものが今ここに並ぶまでの苦労を知っているかな?」そう原木きのこを力説され、(これは+100円以上の価値だな)と確信。購入。
やっぱり愛と知識のあるひとの話は、聞いていてほんとうに楽しい。
私もこんな素敵なひとになれるように生きよう。
そう思った今日の八百屋体験でした。
〆
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