韓国料理#12.ナムルの炊き込みご飯~エゴマの葉っぱの浅漬けと食べよう~
最近、混ぜご飯が好きです。
ふっくら、もっちり、つやつやの白米も良いですが、お米と野菜の調和が奏でる香りと食感を楽しめる混ぜご飯は魅力的です。
麗水ボウフウナムルご飯(여수 방풍 나물밥)
台所の引き出しを整理していると、すっかり忘れていた炊き込みご飯用の乾燥ナムルを見つけました。
麗水(여수)は地名、ボウフウ(防風)はセリ科の野菜です。
名前にもある通り、主役のナムルはボウフウですが、他にも大根(무)と人参(당근)、キノコ(버섯)も入っています。
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作り方
作り方は至って簡単です。
まずは乾燥ナムルを流水で軽く洗います。
あとはお米と一緒に炊くだけです。
今回は雑穀米にしましたが、もちろん白米でもOKです。
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食べ方
作り方からも分かる通り、日本の炊き込みご飯のように味付けはしません。
そのままおかずと一緒に食べてもいいですが、それではやはり物足りないので、醤油やごま油などと混ぜて食べるのが一般的です。
今回は、タㇽレジャン(달래장)というヒメニラを使った醤油タレでいただきました。
細い青ネギのように見えるのがヒメニラです。シャキシャキとした食感が特徴の香り豊かな野菜です。タレには唐辛子が入っていますが、辛さはそれほど感じません。ゴマが入っているので香ばしかったです。
ちなみに、このご飯を海苔(김)で巻いて食べても美味しいです。
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一番好きな食べ方
色んなおかずに合うナムルの炊き込みご飯ですが、個人的に一番好きだったのはエゴマの葉(깻잎)です。
エゴマの葉で作った浅漬けでご飯を包んで食べると、紫蘇にも似た爽やかな香りが口全体に広がります。
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乾燥ナムルとエゴマの葉は偉大でした。
大地の恵みよ、ありがとう。
ではでは。
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