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【ZUMBA】"Let's Go Away" 解説

山形県のZUMBAインストラクター・るかです。

ZUMBAでみなさんと踊っている曲を、じっくり味わってみよう〜!ということで、この解説シリーズをやってみます。

今回ご紹介するのは、「あの振りつけ好き〜」と好評な
"Let's Go Away" (Jack Massic feat. Julia Ross)です。


"Let's Go Away" を聴く

Youtubeに公式であがっているのは、オーディオのみでした。

この曲は実は、ZUMBA公式の振り付けではクールダウンの曲、つまり一番最後にストレッチなどを行いながらたのしむ軽めのナンバーでした。

でもそれではもったいないくらいかっこよくて、わたしのZUMBAクラスでは、るかオリジナルの振り付けでいつも皆さんとたのしんでいる一曲なのです。

テンポは速くないのですが、しっとりと盛り上がりのメリハリがあって、そしてどこか色気があって、好きなんですよねえ〜。

さて、そんなこの一曲、その歌詞もよくよく聴いてみるとけっこうエネルギッシュなので、ちょっとご紹介させてください。


"Let's Go Away" の歌詞を味わう

この曲の歌詞をざっくばらんに要約すると、こんな感じ。

過去の物語にはさよならを。
言い訳もせず計画も立てず、チャンスをつかんで。
わたしたちはもう自由で、何でもできるんだ。
内なる炎を感じて、新鮮な空気を吸いこんで、あたらしい景色を見に行こう。

"Let's Go Away" 意訳

とっても前向き〜〜〜!

音だけ聴くとなんとなくクールでかっこいい印象なのだけれど、歌詞を紐とくとなかなかにエネルギッシュで熱いメッセージが。

それこそ静かに音もなくメラメラと燃える炎のような一曲なのですね。

で、注目したいフレーズはここ。

Let's go away, away from all the drama
A new panorama
Let's go away, away
Let's go away, away to our new island

サビのところでくり返し歌われるこの歌詞には、まさにタイトル通り「遠くへ行こう」とつづられています。

この後に、いろんな都市名が出てくるのでぜひそこは歌詞を調べてみてください。

といいつつ、ここでいう「遠くへ」というのは、実在する都市だけじゃなく、「精神的な解放」の意味合いもあるのではないかと思うんですよね。

とにかく「自由になろう」というような、そんな背中を押してくれるメッセージ性を感じます。


で、ここからはわたしのZUMBAにご参加いただいた方にしか分からないのですが、ここの振り付けがね、けっこうイメージにぴったりじゃないかと今になって思うわけです。

前後に4つずつ、最初はゆっくり動いて、それをスピードアップしてステップをふむあのサビの振り付け(伝われ)。

そのスピードアップ感が、まさに内なる炎が一段と勢いを増すようなイメージに合うなあ、と。

自画自賛のようで恐縮ですが。


でね、この曲、とにかく「炎」がたくさん出てきます。

And feel the fire, feel the fire
(そして炎を感じて、炎を感じて)

One two three fire
(いち、に、さん、ファイヤー(着火・発射))

The flame is back again
(また炎が戻ってきた)

この「炎」とは、誰しもが胸にもつ「情熱」だとか「熱意」だとか、「夢中になること」みたいなことを歌っているのだと感じます。

とにかくアツい歌なのです。

「ZUMBAが楽しい」といつもご参加くださるみなさんの熱意にもリンクするものがあって、これをみんなで踊るというのはなかなかに味わい深くないですか?


炎を感じて踊りましょ

主観ごりごりの解説でしたが、
"Let's Go Away" の世界観、どうでした?

次からは脳内イメージが一層広がるのではないでしょうか。

またちょくちょくZUMBAのセットリストに入れると思いますので、かかったときにはまた一緒に炎を感じてたのしみましょう!

もちろん、私生活のBGMとしてもぜひ聴いたり好きに踊ったりして味わってみてくださいね。

では今回はこのへんで。

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