La Flandre française
すでに雪が降った札幌の街より
雨なのに寒いこの街には星型の城塞があって
北海道 函館の五稜郭はこれがモデルなのだとか
雪が降ったら履けなくなる浅い靴を札幌から持ってきた
こちらで履き潰して終わりにするため
そんな風にして、札幌ではもう着ないかな?と思った衣類も
こちらへ持ってきて着倒して処分している
最近はそんな感じで、いい具合に使いきれている(と、思っている)
何年か前に"使いきる" がテーマの本(ヤカンが表紙だったような)を読んで
そういえば私は何でも使い切っているかな?とふりかえった
思い返すと案外興味が薄れたくらいで手放していて
使い切ったと言えるほど気に入っていたモノは少なかったみたい
出かけることが減った今、新しい服を買う必要性を感じなくなり
あの頃の私は、"出勤するために新しい服が欲しくなる呪い" にでも
かかっていたんじゃないかと思う
今になって、これまであまり着ていなかった服を掘り起こしてみると
案外良いのがあってちょっと嬉しい
ま、一時でも気に入って買っているのだから当然なのですが
そういうものに散財していた過去の自分に思いを巡らせます
せっかく掘り起こしたので今度は気が済むまで使い倒して
これらが決して無駄遣いではなかったという事にしていきたい 2024 初冬
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