まあまあ、お暇なら私の身の上話でも。04/??話

朝が来て欲しくないから明け方まで眠らない。もうずっと野菜スープとフルーツ以外はちゃんと食べていない。

職場での関係はどんどんこじれて、大丈夫?と声を掛けてもらうものの、SOSの出し方がわからない。いや、そんなもの出したくない。出したら負け。私が我慢出来ないのがおかしい。どこの職場でもあるようなこと。みんなこのくらい耐えてるのに私だけなんで出来ないの?しっかりしてよ。と相変わらず自分を責めては吐いてスッキリする。

よくしてくれていた先輩が、ほんとに大丈夫?と聞いてくれたときに突然プツンと糸が切れて、営業中にも関わらずカナダに来て初めて泣いて、ずっと泣き止めなくて(店長いない日でよかった〜。)後日もうお店に立てません。と伝えて退職。その後少し旅行してから帰国。


私の長年の夢だったワーキングホリデー終了。


びっくりだよね。こんな結末。

そりゃあ、もちろん楽しかったこともあったよ。

LAのディズニーに行ったり、カナダのパウダースノーのスキー場、日本とは比べ物にならないくらい大きい木々、深い緑、海のような湖、大陸の力を感じる地続きの景色の中でフォトシューティング、カナダ出身の話題のDJの箱で夜通し飲んだり、少し郊外の住宅地をお散歩しながら、大きくて日本にはないデザインの家を見るのも好きだった。

美味しいものはそんなになかったけど色んな国のレストランがあって、レバノン料理のレストランと可愛くてお洒落なサンドイッチ屋さんにはよく足を運んだ。

近かったのにシアトルに行けなかったのと、オーロラを見なかったのは後悔、あと日本から行くよりは近かったので南米とか行けばよかったな〜と思うけど、まあ、それもまたね。

日本にはない常識や文化、沢山のものを見たり聞いたり感じたりしたけど、それでもやっぱりどこかこれで終わりなんて諦めきれなくて。

しばらくして、もう一度やり直そうとイギリスワーホリの抽選に応募し続ける。んだけど、その話はもう少し後に。

"しばらくして" の、しばらくの話にもう少しお付き合いを。笑


帰国したらまあちゃんと食べたり寝たり治るだろ〜。と思ってた。



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