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プログラミング教育、他の習い事と同じやり方じゃダメ
おはようございます!
今朝も良い天気です。記事を書いたら部屋掃除しようと思います!
さて、ロボットとプログラミングの教室を開いている私ですが、緊急事態宣言下でオンライン講座も始めました。このオンライン講座を通して改めてわかったプログラミング教育の方法についてお話します。
自分でやらなきゃダメ
当たりまえですが、プログラムも自分で考えて作らなければ意味がありません。もちろん自分で作れるようになるには、プログラムを学ぶ必要があります。大事なことは、学んだプログラムを使って自分でプログラミングする時間がどのくらいあるかということです。
学ぶ時間<自分でプログラム作る時間
という図式が成り立てば、自分で考え理解できるようになり、応用も効くようになってくるということです。
オンライン講座を開き一番よいと思った点は、教わった内容を子供たちが自分で家で試しているということです。いろいろ試すということはとてもいいことです。失敗もあるし、どうして失敗したかも理解できます。
教室での学びだけでは得ることのできない経験を積むことができます。
学びの環境を変える
この経験から教室では次のような形で学習できる環境を構築することにしました。
(1)教室で教わる
(2)教わったことを自由に家で試す
(3)発展課題を家でチャレンジできるようにする
これまでは、(1)だけの子がほとんど。(2)は興味のある子がやっている状況。でした。
これは、ロボットを持って帰るのが大変とか、家でやる時間がないとかいろいろ理由がありました。でも、みんな塾の参考書の持ち帰りや宿題は家でやるでしょう?
それと同じことをやるだけです。しかも、勉強じゃなくてロボットで遊べるんですよ!
ということで、教室ではYoutube動画をつくって子供たちが自主的に学ぶ機会をつくりました。
「教室ではあまり教えないプログラミングテクニック」
と題して配信しました。実際に試してみたという子供たちが多く、また、試した動画を送ってくれた子もいました。とてもいい傾向にあるということがよくわかりました。
ロボットプログラミング教室の学びの意識を変える
保護者の方やみなさんも次のような意識を持っていないでしょうか。
塾と他の習い事
塾はとにかくやらなきゃダメ、他の習い事は優先度は低い。
これは、現在の入試制度や加熱する学習競争がもたらした結果です。
この意識を変えなければなりません。プログラミングも家で自分で学ぶ機会を持てば優秀なプログラミング技術を持つことができ、将来にわたってそのスキルを活かすことができる。こう思えば家で空いた時間で自由にプログラミングする機会を与えることはいいことではないでしょうか。
教室自身もやり方をかえ、自宅学習を大いに推奨する。子供たちの将来のために才能あるスキルを伸ばしていく機会を準備する。そしてそれをしっかりとケアできる体制をつくりあげることです。
まとめ
オンライン講座での経験を踏まえ、教室として意識変革に入ります。
果たして吉と出るか凶とでるか。
その成果に関しては、すぐにはでてこないでしょう。ただ、今やる価値はあると信じています!そしてこの変革が子供たちの学びのためになると信じています!
具体的な行動に関しては別の機会に紹介していきます。お楽しみに!
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