【読書メモ】#10『鬼速PDCA』by富田和成
🏁結論🏁
何が足りないか仮説思考で課題の本質と向き合い、定量化したデータと向き合いながら、検証と調整を繰り返すことで、PDCAは回り続ける。
常にブラッシュアップし改善し続けることが、鬼速の成果をへの近道👍🔥
📌ポイント📌
① 優先順位
⇒計画「P」段階では解決案に、実行「D」段階では、Doに優先度をつける。
特に解決案については「インパクト」「時間(工数)」「手軽さ」を基準に!
② 抽象化と因数分解
⇒PDCAの速さと深さは因数分解で決まる。まず、PDCAに課題を抽象化したテーマとして掲げる。このテーマを因数分解するために、「ゴール」と「現状」を構成する因子を分解する。(課題にたいして、「なぜ?」という視点で、5段階まで深堀)
※1段目はMECE(漏れなく・重複なく分類)を徹底する。
→切り方に悩んだら、プロセスで区切る。
③ 定量化
⇒KGI、KPI、KDIの3指標。計画段階で、ゴールや課題に対する解決案(「P」)を数値化することで、「D」行動、「C」検証、「A」調整が可能になる。
・KGI(Key Goal Indicator):ゴールの定量化。※期日をきめる
・KPI(Key Performance Indicator):課題を定量化。結果目標。
・KDI(Key Do Indicator);Doの定量化。どれだけ計画を実行できたか。
👀MyView👀
抽象化と因数分解については、まさしく「プロセス・プロシージャ」だなと。
プロセスという区切り方を行うことで間違いなくMECEにすることができるため、課題の見落としが防げたり、ボトルネックの発見にも役立つ。
PDCAやそれぞれのKPIも、それを構成する小PDCAや小KPIがある。
一つの物事を俯瞰もできるし、細かくも把握できる。営業だけに限らず成果を出して成長し続けている人は、常に、蓄積と改善を小さな輪の中でもぐるぐる回しながら、大きなPDCAサイクルを回す原動力になっているんだなと感じた。