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まゆ
2020年2月27日 21:40
好きな音楽に、心を任せても上手く踊れない仕方なく言葉を綴るせめて私の形見だと思っておいて終わりから分かっていたことの答えが、少しづつ見え始めているのは、終わりに近づいているのかしら身体を巡る、春と夏と秋と冬のリズムを残してこのまま、消えてしまいたい
2020年2月26日 23:12
ひとつ口走ってしまえば、最後まで止まらない。正気が狂気に、狂気が正気と入れ替わる。狂気のまま、生きていくことにした。誰にも妨げられることなく、この眼に捉えた事柄だけに反射する。この口から紡がれる言葉は、全自動。この先綴られる言葉は、全自動。名優の役作りのように、ひとたびカメラが回り始めれば、役を考えることはしない。動かされている。私は物語の中、ひとりでに動き出す登場人物。
2020年1月22日 06:31
誰かがいる。私の、右肩甲骨辺りに手をおいている。そこから、じわと温かな何かが流れ混んでくる。私はその彼の手を掴んでいる。そして、それ以上に強く握り返されている。他の誰にも気づかれないように、そっとテーブルの下に隠して。「この夜限りの、間違いだよ。」他の誰かにそう言われた気がした。私は繋ぐ彼のことを愛している。彼は私の隣で静かな寝息を立て始めた。握る手の強さは変わら