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#創作

Music

Music

好きな音楽に、心を任せても
上手く踊れない

仕方なく言葉を綴る
せめて私の形見だと思っておいて

終わりから分かっていたことの答えが、
少しづつ見え始めているのは、終わりに近づいているのかしら

身体を巡る、春と夏と秋と冬のリズムを残してこのまま、
消えてしまいたい

名優

名優

ひとつ口走ってしまえば、最後まで止まらない。
正気が狂気に、狂気が正気と入れ替わる。
狂気のまま、生きていくことにした。
誰にも妨げられることなく、この眼に捉えた事柄だけに反射する。

この口から紡がれる言葉は、全自動。
この先綴られる言葉は、全自動。

名優の役作りのように、ひとたびカメラが回り始めれば、
役を考えることはしない。

動かされている。
私は物語の中、ひとりでに動き出す登場人物。

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「朝を前にして」

誰かがいる。
私の、右肩甲骨辺りに手をおいている。
そこから、じわと温かな何かが流れ混んでくる。

私はその彼の手を掴んでいる。
そして、それ以上に強く握り返されている。

他の誰にも気づかれないように、そっとテーブルの下に隠して。

「この夜限りの、間違いだよ。」

他の誰かにそう言われた気がした。

私は繋ぐ彼のことを愛している。

彼は私の隣で静かな寝息を立て始めた。

握る手の強さは変わら

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