
ポートフォリオ(サイトと冊子)を作ってみた!
クリエイターや創作者には必要な場面も出てくるポートフォリオを作成しました。
実際あるとすごく便利だよという話と自分のこだわりについてまとめていきます。
きっかけは初のイラスト個展
自分を売り込んだり、取材に来てくださる方に自分の作品や制作のいきさつを説明するためにポートフォリオが必要だと感じました。
実際に新聞社や地元テレビ局の方が取材に来てくださる数日前に「明日取材に来ていただくはまだぷいぷいですよろしくお願いします、自分の作品をまとめたファイルも添付します」といった感じでメールを送りました。
その時は作りたてでGoogleドライブを使ってドデカファイルを共有できるようにしていました。
ただ何も送らないよりも良かったみたいで「送ってくださったファイルのおかげで事前に準備ができ、取材しやすかったです」と言って頂けました。
ここで気をつけたのが作品だけまとめたのではなく
・創作のきっかけや目標
・作品解説を入れました
個人的な考えとして、メディア関係の方が注目しているのは作品もそうですが、こういう部分だと思います。
実際に仕事として芸術を扱う人と向き合い緊張感がでた
取材をしていただいたとき、自分がSNSにあげるのとまた全然違う!と感じました。
好きではじめた専門知識のない自分をアーティストとして扱ってもらい、自分の発信力とはまた違う地域に根付いた歴史のある伝達をしてくださる。
自分も作品を作るだけでなく…
・アーティストとしての目的を分かりやすく
・作品のパッケージの部分にも力を入れる
・客観的な視点を持つ
などなど、
今までとは違う観点で努力しようと思えました。
一番時間がかかったのは…画像作り!!
ポートフォリオ(冊子)とサイト(ホームページ)に必要になったのが解説画像。作品に関してはもうデータや作品をそのまま印刷するだけでいいのですが…。


こんな感じです。
作品だけ永遠に続くとダレるなとも思ったし、みんながみんな芸術的な視点で見るわけではないので、感性に頼らないわかりやすい説明も入れたらぐっと理解度もあがる気がしました。
作品に関しても解説やどういう経緯で作りましたっていう文章をつけたら、より多くの方に何がしたかったのか伝わりやすくなると思います。(自分の作品の解説を自分でするのはやぼだという観点はここでは一度とっぱらいました)


【自分の作品に目を通してくれる人たちがみんな時間に余裕を持って、しっかり目を通せるわけではない】
ポートフォリオを作るとき一番大切にしたのはこの部分。
だからわかりやすい方がいいし、それぞれにインパクトがあった方がいい。作品の雰囲気に合わせてレイアウトや色使いも大きく変えます。【ぱっと見】の部分にこだわる。
まとめ
ポートフォリオは資料と割り切るのがコツかなと思いました。ここでは芸術的感性よりも説明的なデザインを重要視しています。作品のパッケージの部分なので、できるだけ手に取りやすい工夫をした方が良いでしょう。
…あくまでも個人的な見解ですよ!
ただ、本当にポートフォリオあるとないとじゃ大違いでした。たくさんの人により自分の作品を楽しんでもらえるきっかけになりました。
【アプリで簡単ホームページ作成】みたいなのが調べると出てくるので、専門的な知識がなくてもそれなりのサイトが作れます。
今はSNSなど便利ですがホームページとして拠点があれば見てくださる方の個々のSNSアカウントの有無のややこしさが減り、見るハードルがぐっと下がります。メディア関係の方とコンタクトを取る際も、メールにサイトのリンクを貼り付けるだけでいいのは段違いに楽ですし。
冊子は実際に見た方が画面越しより生感があるというか。没入感が違います。あとは年配の方にとっては【実際に手に取って読める】っていうのが一番いいと思います。作品の並んだ画面をじーっと見ると疲れますからね…。
ポートフォリオはデジタルとアナログどちらもあるといいですね!

ひとまず完成したポートフォリオサイト
興味が湧いたらぜひご覧ください。
今もちょこちょこ更新してます!
https://cocoa-puipui.jimdofree.com/
