2月お菓子教室「オトナのブラウニー」を終えて〜味蕾とおしゃべり〜
こんにちは。
いつもお越しくださり、ありがとうございます。
今日は昨日開催したお菓子教室のご報告をさせていただきたいと思います。
前回は「ある」ことを実感することはしあわせを感じるんだ〜ということについて書いておりますのでこちらもご興味あれば、お読みください。
2月3日、Wicked Baking第1回目のお菓子教室を行いました。
今回は「オトナ味のブラウニー」ということで、ウィスキーを入れた苦めのブラウニー作りです。
場所は、普段お菓子の販売をしているconatoの店舗の奥にあるレンタルキッチンです。
今回は参加者さんがお一人だったこともあり、お子さんを連れてきてくれてプライベートレッスンとなりました。
子どもってすごいですね。いろんな好奇心ややる気がある。
自分で混ぜてみたい、とか、食材の匂いを感じたり。
自前の踏み台を持ってきてくれて、台の上に乗って混ぜ混ぜもできました。
そこで、味蕾の話になリました。
あ、そもそも味蕾というのはわたしたちの舌についている味を感知するセンサーのようなもののことです。
詳しくはこちらです。鹿児島大学の先生が詳しく書いてくれています。
こどもは成長する過程でいろいろな味を体験します。
その中で食の経験が増え、美味しさに対する興味を育てたり、美味しいと感じる感覚を増やしていきます。
(わたし、一応栄養士です。今さらながら。笑)
だから、小さい頃にいろいろな味を経験させてあげるのがいいし、それによって味覚が豊かになります。
小さい頃に、濃い味つけのものやジャンキーなものを食べ過ぎてしまうと、味蕾が成長せず、食べ物の味の機微が感じられなくなってしまうそうです。
だから日本人は薄味、ダシの味で育っているから味覚が豊かなんだね〜なんていう話をしておりました。
お菓子を焼いている間は、その日作っているお菓子の試食とティータイムなのですが、ここがなかなかいい時間なんです。いろんな話ができるんです。
お菓子の話はもちろん、仕事やプライベートなことも。(参加者さんたちにもよりますが。)
これまでの参加者さんたちも、お菓子はもちろん美味しいし、作るのも楽しかったけど、お茶をしながらおしゃべりをする時間がすごく楽しかった、と言ってくれます。
そういうおしゃべりって、なんで楽しかった、満足した、と感じるのかな〜と思いを巡らせてみました。
もしかしたら、大人になったわたしたちが、毎日一生懸命働いて、時には唇を噛みながらなにかを我慢したりしているストレスが解けるとか、または自分で何かを決断したくて、でもすぐにはできなくて悩んでいて、他の人たちと話しているうちに自分で道が見えてくるような感覚とか、もしくは単純に自分の話を聞いてもらったことで得られる安心感だったりするのかな、とも思います。
なんだかわたしたちは、大人になってから自分を解放する時間がすごく少なくなっているのかな、とも。
自分に優しくなる、というのは自分が心のうちを自分の目で覗く、また必要であればそれを誰かに共有する「機会を作る」ことだったりもするんだろうなと思います。
ちなみに今日はこんなブラウニーたちでした♡
3月のお菓子教室もお楽しみになさってくださいね。
また詳しい内容をお知らせしていきます。
本日もお越しいただき、どうもありがとうございました。