はじめまして。(その2 高校総体出場、そして人生始めての挫折編)
前回、なぜ僕がnoteを始めようと思ったのか、まず自己紹介をしていこうという事を書きました。今回は記念すべき2回目!2回目って早くね?と思いましたが、ここに時間をかけすぎると、本当に自己紹介だけで終わる💦ので、遠い記憶は頭を整理して少し端折りながら今回は書いていきます!
ハンドボール競技にのめりこんだ僕ですが、3年生が引退すると、当然2年生が主体となりチームを作るのが高校スポーツの当たり前ですよね。けど、2年生がとある事件で全員辞めることになった僕らは1年の9月から1年生だけのチームで「勝ち続け」ないといけなくなった。経験者一人ですよ。バスケ部から、バレーボール部からさらに素人をかき集め、前述した「死ぬような」練習の日々が始まりました。同時に、副キャプテンという、いなくて良かったんじゃないかという調整役をやることになりました。
みたいに、彼女に逃げるヤツ。純粋についてこれず離脱するヤツ。合宿で逃げたヤツもいました(笑)。3年になり夏の最後までの記憶があまりありません。
しんどかった。逃げたかった。負け続けた。勝てなかった。けど、「勝ちたい」「総体に出たい」という「夢」というか「目標」は持ち続けた。そして12人が挑んだ最後の夏の大会で、兵庫県優勝・高知県全国高校総体出場という快挙をつかみました。ハンドボールは人気のないスポーツ。決勝戦の日、同日サッカー部の県の決勝と重なり向こうはTV中継されていて、観客席にあふれる声援とはまったくちがう僕らのスタンドはほとんどゼロ応援だったのを覚えています。
そして挑んだ総体では、2回戦敗退という現実。全国制覇を目指していたのですが甘かったですね。平均身長175センチの僕らが、平均身長180センチを超える常勝チームに挑んだわけで。「俺(正確に言うと俺たち)、最高」ってどこかで思ってました。全国まで来たっていう満足があったと思います。もうその時点で負けてた。会場の雰囲気にも飲まれてた。
試合に負けたとき、泣いてるヤツも何人かいたけど、僕は泣けなかった。どっちかというと、自分らがしてきたことに対して出た結果はそれしか出ないんだってわかってたし、勝つチームは体型とかそういうフィジカル面を除いても、もっとやってきたんだろうなというのを試合しながら感じたから。もちろん勝ちに行きましたよ。最高の日だった。200%やり切った。でも、負けた。競技の世界で、勝った者だけが笑うのは当たりまえ。頑張ったという経験は残っても、優勝できなかったという事実は一生残ります。メダルもなにもない。
でも、今思うとあそこで負けてよかったんだと思います。言い訳じゃないです。あそこで負けたから、別の道へ進もうと決めれたから。あのまま競技人生を続けて、仮にハンドで大学に進学しプロになっていたとしたら、もちろんこういうの結果論だからわからないけど、今の自分にはなっていないわけで。
勝ちにこだわる性格と、どこまで行っても上には上がいるというか、凄いヤツはいる。そういう芯の部分は、この時に授かった僕の宝物の一つかもしれません。またこの経験があるから、なんとなくかもしれないけど、競技(どんな競技でも)に携わっている人の気持ちがわかります。
僕らが共有した時間は僕の中で今も忘れられない、ピッカピッカに輝く「思い出」です!チームで動くことの大切さ。目標を一つに持つことの意味。は間違いなくここで学びました。
就職を大反対され、進学することにしたのですが、スポーツ選抜という制度があって、僕はハンドボールでいくつかの大学から声をかけていただいたんです。教師になりたいなとか思ってたから(教える側になりたかった)、でも、さっきお話ししたように、競技はやめようと思っていたので、ずるいんですが、受かれば入ってからやめよう的な気持ちで何校か受験したのですが、見事惨敗。ハンドボール以外で全く勝てない。当たり前ですよね。それしかやってなかったんだから。そこまでは、なんとなく自分に言い訳もできたし、その分これから頑張るしかない!的な気持ちで、受けた予備校にもうからない。その時はさすがに人生初と言えるぐらいの挫折感を味わいました。行くところがない。やることがなくなるかもしれない。周りの人から遅れていく。そんな気持ちだったのを覚えています。
結果、3回の予備校受験を経て、大阪のとある予備校に進みました。チューターが、文系は「英語」だぜ!わかる?知ってる単語書いてみろ!と言われ、I, you, me, he, she, him, her, love, have, like, get, eatとか書いたのを覚えています。つまり、英語とか全くできなかったし、もうどうやって勉強していいかわからなかったし、当時付き合ってた彼女は短大に進学して、あるあるのお別れをすることになったし、18才からなんかしらんけど、また挑戦することになりました。(続く)
2回目はこれでおしまいにしたいと思います。僕が誰なのか?次はいよいよ「大学でデビューしちゃったよ!」編。続きはまた今度。読んでいただいてありがとうございました。
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