気を取り直してワンコに癒された話。
熟女の癒し、みんなの推し、こうくん。
就活生のこうくんとも会うのは久しぶり。
ちょっとメンタルが弱っていたらしく、
aoiさんに癒されたいの!と言われ
のこのこ会う約束をする熟女。
なかなか起きないこうくんの遅刻を見越して、
午後の早い時間に約束をする。
遠くから来てくれてウチで午後から夜の早い時間までを一緒に過ごす。
この変わり映えしないルーティンに、
私は安心したりする。
部屋に着いたら
〝ただいま“
と言って、
なにも言わなくても洗面所でうがい手洗いをして、
ベランダでタバコを吸う。
しばらく会っていなくてもいつもの光景として
馴染んでしまう。
「寒い!寒いよ!」
ベランダから帰ってきたこうくんは私に抱きついてくるから
大きな犬みたいで、なんか可愛いと思ってしまう。
そのうちキスしてきていつもより激しくて
それが、戯れついて来て、やめなさいって言ってるのに顔をぺろぺろ舐める飼い犬みたいでメイクがほとんど取れてしまいボロボロになったけどつい笑ってしまった。
冬仕様にしたお布団カバーを気に入ったこうくんは、潜り込んで顔だけ出してる。
、、、あざとい。
一緒に潜り込むとぎゅーって抱きしめてくるから、もう髪も顔もぐちゃぐちゃになってしまうのは早々に諦める事にした。
私は今とても幸せに生きているけど、それでも日々辛いなと思う事も、面倒だなと思う事も、年齢なりの心や身体の変化に戸惑ったり、他にもストレスを感じる事はたくさんある。
そういう日々の色々も、こうくんみたいに好きな男の子と抱き合う事でリセットされていたりする。
彼が私に癒されたいと言ってくれたように、
私もまた彼で癒されているんだ。
帰り際、もたもた支度してギリギリまでテレビに夢中なのも、後ろから抱きしめて来るところも、バイバイする時にマスクをずらしてキスしてくるところも、さすがでしょう?
癒されて夢から覚めた熟女は、
また明日からがんばるね。
会いに来てくれてありがとう。
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