見出し画像

おビールを飲みましょう!:TOKYO TOWER BEER祭

 お酒大好きなわたくし、春のビールイベントに目がありませんの。お花を鑑賞してたんまりと撮影したあとは、おいしいお酒をたっぷりといただく、これぞ私わたくし的この世の至福。

 今回は、ゴールデンウイーク中に開催しているビアフェスタ「TOKYO TOWER BEER祭」に行ってまいりました!



時刻は15:50、暑いですけど風はさわやか


絶好のビール日和ですわ!


会場は東京タワー真下の駐車場ですわね


ホフブロイ、ヒューガルデン、パウラーナー、そしてキリン

 メジャーどころばかりでなんの心配もいりませんわね。パウラーナーは1種のみの提供らしいですわ。


会場の入りはぼちぼち

 まあ、こんなせまいスペースで何重もの待ち列のとぐろができても困りますからね。時間的にもまだまだこれからといったところでしょうか。


ぎ……ぎゃにイィィーーーッ!?

※「ぎゃー」と「何イィィーッ」を略した言葉

 まだ日も高いというのに売り切れとは、仕入れどうなってますの?ま、まあ、ヒューガルデンなら、普通に日本でも売ってますから、まだいいですけど……


ということで、ホフブロイですわ


もちろん飲み比べですわ(๑´ڡ`๑)

 そしておつまみはブレッツェル。このあたりは無駄にストイックなわたくしです。ブレないのです。


今回は初手からドゥンケル、黒ビール

 本品の感想は……意外と黒ビールにしては焙煎香、甘みともに少ないですわね。さっぱり飲めるので揚げ物に合いそうです。後味は若干あとを引きますけど、全体的には飲みやすい部類ですわ。そう、飲みやすさに舵を切っている感じがいたします。


続いてはマイボック

 ボックとは、アルコール度数高めの下面発酵ビールのこと。その度数は6.5〜7.5%ほどもあります。一般的なビールのアルコール度数は4.5〜5.5%です。
 本品の感想は、やはりアルコール度数強めヘヴィな味わい。焙煎香は程よく淡褐色、濃厚な甘みと苦み、旨みがあります。炭酸はきめ細かいもののやや強め、アルコール度数は7.2%なので、ガブリといかず、ちびりちびりとやりたいですわね。なんとなくお魚に合いそうな気がいたします。



王道のラガービール

 本品の感想は、万人が好む味。 透き通った黄金色で、香りはほのかに香る程度。 口に含むと苦み、甘み、旨みともに抑えめでスッキリ淡麗な呑み口。後味の苦みがあとを引きます。これは、大人ののみもの。


最後にへフェヴァイツェン

 へフェ、あるいはへーフェとは「酵母」の意。つまり無濾過の濁った状態ということですわ。
 本品の感想は、ヴァイツェン特有の香りはフルーティさが勝り、ともすると機械油のように感じてしまう匂いはなく、柑橘みが強いです。口に含むとおだやかな酸味と爽やかさが広がり、苦みは後味も含めてかなり薄い感じですわね。濁りも薄くヴァイツェン初心者にもおすすめできると思います。


さて、お次は1対1の勝負

 日本対ドイツ!
 キリン「一番搾り」と、パウラーナー 「へフェ ヴァイス」!

※ヴァイツェンとヴァイス……「ヴァイツェン」は小麦、「ヴァイス」は白。詳しい違いは調査中。
余談だがカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」は「白黒」の意



どちらからいきましょうか……


まずはパウラーナー「へフェ ヴァイス」から!

 本品の感想は……もはや香りが別物!泡立ちのきめ細かさも日本のビールに勝るとも劣らないですわ。 複雑な香りの要素が斉射するかのごとく口内に流れ込んできて、そのたくさんある香りと味の素性を確かめようとしているうちに余韻は急速に消えてしまいます。そして次のひとくちを飲みたくなる、という半永久機関。舌と鼻の分析能をフルに使いたくなる味わいですわ!


締めはやっぱり日本のビール、一番搾り

 本品の感想は。旨味!美味いの一言です。ここはあえて「おいしい」ではなく「うまい」という表現を選ばせていただきます。やはり日本は旨味の国!泡立ちはきめ細かく、口に含むと豊かな香りとさまざまな味が一気に広がり、それを旨味でまとめあげている感じ、といったところでしょうか。それでいて余韻は急速に消えていき、それを惜しむかのようにもう一口、もう一口と口をつけてしまう、こちらもまた魔性の半永久機関ですわ。

 甲乙つけがたし!




 と、いうわけで、今回のベストビールは、
 ホフブロイ:へフェ ヴァイツェン
 パウラーナー:へフェ ヴァイス
 キリン:一番搾り
 という結果となりました!
 今回は小麦のビールたちが美味しかったですね。特にホフブロイのへフェ ヴァイツェンは、過去に飲んだヴァイツェンの中でも暫定1位と言えるほどわたくしの好みでした。

 鯉のぼりが泳ぐ端午の節句、気兼ねなくぼっち飲みできる幸せ。この幸せをかみしめて、今日は帰ろうと思います。



 それではまた、どこかのビアフェスタでお会いいたしましょう。ごきげんよう〜





サポートしていただくと私の取材頻度が上がり、行動範囲が広がります!より多彩で精度の高いクリエイションができるようになります!