ミスチル「名もなき詩」「自分らしさの檻」という歌詞から学ぶ
ついこの間、大学のレポート課題で書いたことがとても自分にとっても良い気づきになったのでもっと深ぼろうと思い記録。📝
私はミスチルが大好き。
その中でも「名もなき詩」の好きなフレーズが2箇所ある。
1つ目のフレーズは多くの人が知っているはず。
本当にそうだなと心にすーっと入ってきた。
身近にあって当たり前だと思っていた感情や人。そこに愛はある。
あ、この人だ。そんなふうに気付いたらかけがえのない存在になっていた、なんてラブストーリー体験してみたいな〜(未来の自分に期待笑)
「自分らしさの檻」の正体
さてさて、私が今回深掘り体のは2つ目のフレーズの中にある「自分らしさの檻」だ。
ここ、ずっと「ん?」と引っかかっていた。
本来なら「自分らしさ」はそれぞれの個性で良い意味で用いられる言葉だと思う。
でも、この曲では「自分らしさの檻」というように自分らしさを否定しているような表現になっている。
色々考えた末、、
考えるのが大好き人間な私の解釈は「自分らしさ」はその人の「個性」と言える。
そして個性は「その人だからあるもの」を指しているけど、同時に「生きづらさ」(これが檻)を生む。
これが、「自分らしさの檻」という言葉に集約されているのではないか。
いや〜この考えにたどり着いたとき、ミスチルの曲って深すぎる!と改めて感動した、、🥹
自分らしさ、つまり個性というのは人と違う部分。
だけど、社会の中で沢山の人と共に生きていると「標準」「普通」という物差しで物事が図られることが多々ある。
すると、「こうでなければだめなんだ」「普通が正しい」と思うことも沢山ある。
例えば、現代人は(特に女性)極端に痩せていることが美だと思っている人が多い。
だって、インスタグラムやテレビで見るモデルや女優さんはみんなほっそーくて可愛いから。
女性の理想は細い人。この考え方はかなり定着していると思う。
別に、痩せてようが、ふくよかだろうがその人が幸せならなんでも良いはず。
だけど、多くの人はそれに流されて「痩せていることが正義」で「普通であるべき」だと感じている。
だから摂食障害の若者が増えているとも思う。
私も、長距離をしていたので体型に関する個性ってとてもよくわかる。難しいよね。
長距離選手=細い
この考え方にものすごく囚われていた。
でも、体型だってその人の大切な個性だ。今は心からそう思える。
グラマラスな体やプリッとしたお尻、筋肉のある体。
全部その人の個性。
だから、その個性を打ち消そうと自分を「こうであるべき」という枠にはめることはしなくて良いはず。
だけど、この世の中SNSをはじめ、いろんな場面で他人と比較することがある。
というより、無意識に比較せざるを得ないと思う。
他人と比較することで、みんなと違う部分(個性)が見つかり、自分は〇〇さんに比べて〇〇がダメだ。などとネガティブになってしまう。体型に限らずね。
自分はこれで良いのか、自分の「らしさ」の正解が分からず、他と比較して自分のあるべき理想像を確立さることばかり行なってしまう。
そのため現状の自分を認められず、現実と理想の自分との乖離によって常に葛藤して生きることになる。この状態が生きづらさあり、「檻のなかでもがく」に繋がる気がする。
でも、他人と比較することで「自分らしさ」を発見できるわけでみんな違ってみんないいという言葉通り、他人と違うからこそあなたは良いのだ。
こう考えるとそもそも、比較することは悪い行動ではないのではないか?
ということに至った。
悩める人って最強人間
「比較」から生まれる自分への「否定」。
(自分よりも劣っているものと比較するとポジティブになれるかもしれないが今回はそうでない場合)
ここから生まれるものって「ネガティブな感情」。
「あー生きづらい」
「自分にはこんなところが足りないな」
「もっと〇〇さんみたいになりたいな」
「ここ、欠点だな」
こんな思いが湧くことが多い。
きっと、この段階で比較による自分のフィードバックが終わる人も多いはず。
でも、悩みまくる人はこんなもんじゃないはず。
「じゃあどうしたらいいのか?」
「〇〇さんみたいになるためにはどうすればいおのか?」
こうやって理想に近づこうと悩みもがく。
そしてこの段階で悩んで悩んでネガティブ思考で止まったままフィードバックが終わる人もまた、一定数いると思う。
次の段階まで行く人は、
「こうなるためにはこういう行動が必要だからこうしよう!」
と、思って実際に行動できる人。
自分なりに出した答えを行動に移してそこで努力できる人。
思うように行くのか、行かないのか、はたまた理想に辿り着いたけど思っていたものと違うか
どう思うかはその時、その人次第。
だけどこうやって悩みもがける人ってすごいと思う。
「何言ってんの?苦しんでるのに」
そんな言葉が聞こえてきそうだけど、そんな人に「そんなことない!悩めるから幸せに気づけるんだよ!」と言いたい。
悩んでネガティブな感情に振り回されて理想と現実の乖離に苦しむこと。
それって辛いし嫌だけど、その感情、その悩みを知っていると、現実を客観視できるようになると思う。
すると、「今って幸せだな〜」って心から感じられると思うし、幸せにたくさん気づけると思う。
悩んだりネガティブになることで、闇堕ちすることもあると思う。
だから這い上がったらあ、今あの時の自分よりいい状態だ!
って少しでもポジティブに感じられると思う。
そうやって生きていける人って結局最強なんだと思う。
どんどん自分のトリセツを掴んでいって他人との比較じゃなくて自分との比較で人生を歩めるようになるから。
現実と向き合うこと、自分の感情に気づくこと、自分と対話すること。
それってみんながみんな出来るわけじゃないのかもしれない。
よく友人から「そんな深いこと考えたこともない」と言われることがあって、その都度私は「考えすぎなのって生きづらい」と思っていた。
でも、そんなことはない。
考えられるってことがまずすごい。
その時点で前に進もうともがいている証拠だと思う。
だから私はこの私のまままっすぐにあるがままの姿で生きていこうと思う。
そう、心に強く思わせてくれたのはミスチルのおかげ。
おわり✌️