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【ドラマ感想文】相棒21 #4 「最後の晩餐」

バーでカレーが出るなんて不思議。
もっと驚いたのは、
客が材料を買いに行ったことです。
不思議なカレーが後々意味をなしてきます。

あらすじはこちらです。

・血の付いたマフラーから始まった

特命係2人がタクシーに乗ると血のついたマフラーが置いてありました。
事件性を感じた2人は、運転手さんに前の客が降りた場所まで行くように指示しました。

その後の調査で、前の客は堂島という男であることが判明しました。

そこからは二手に分かれて捜査をしました。

・右京から学ぶ超一流の会話力

今回は観察力よりも会話力に目が行きました。
先日購入した渡部建さんの『超一流の会話力』の
内容を彷彿とさせました。


この捜査の場合、
警察だと名乗ると良くないと判断したため、
名乗らないで、堂島と接触。

バーはチャップリンの映画をモチーフにしていました。それを共通の話題として、相手の心を開こうとしてました。
(後に警察と黙っていたことを謝罪)

よくこんなに相手を警戒させないで話ができるものかと驚かされました。
職業柄、潜入捜査をしないといけないので、
必要な能力でしょうか。

・学んだこと

堂島は右京に
「自分の人生は空っぽだった」と話します。

お金持ちの家に養子として出されましたが、
跡継ぎになることを期待されてのことです。

途中で愛した女性とお店をやるものの
うまくいかず借金をしました。
その借金は自分の親に払ってもらいましたが、
その後は親の言いなりです。

親の死後、会社を継ぎましたが、それも上手くいかず、結局他の人に譲りました。
そのため、誰かと深い関係を築こうともせず、
仕事もせずに過ごしてきました。

「あまりにもいろんなことを失敗するから、何もしないのが一番と決めた」と話してました。
何もしないで人生を過ごすと、本当に空っぽな人生になるものかと考えさせられました。
最終的には血の分けた息子が判明したのが、
せめてもの救いだと感じたぐらいです。

・感想

結末にホッとした回は、
今回のシーズンで初めてです。

しばらくは「やるせない」と
どこかもやもやした気持ちになっていたからです。

それにしてもこんな些細なことから、
事件解決まで行き着く特命係の連携はすごいと
毎回のように思います。

以上、ちえでした。
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