【ドラマ感想文】相棒21 #1 ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状
待ちに待った相棒!
今回から相棒に亀山薫役の寺脇康文さんが復帰。
2008年に警視庁をやめたときに、
亀山薫は夫婦でサルウィン共和国へ。
それから一度も出てきませんでした。
今回、日本に帰国するところから始まります。
あらすじは、公式サイトより参照。
・右京の推理力
薫に招待され、式典に出席した右京。
薫の携帯に「アイシャを殺さなければ、飛行機を爆破させる」と脅迫メッセージが来ます。
その機内には、薫の妻である美和子が搭乗。
薫以外に5人、
同じメッセージを受け取った人がいます※。
5人それぞれの家族が同じ飛行機に乗ってました。
「自分の大切な人を守るためにアイシャを殺そうか」と精神的に追い詰められていきます。
薫は薫で美和子が乗っているので
爆破は避けたいと考えます。
極限状態の6人に対して、右京は「飛行機の爆破は今のセキュリティを考えると難しいのではないか」と考えました。
搭乗者リストを調べてもらっても、
国際手配されている人間はいません。
飛行機に乗る前に手荷物検査、身体検査を
厳重に行っています。
この状況で持ち込むのは難しいと結論。
さらに、機内に爆破物を隠すにしても
起爆装置が動かないことも考えられます。
「人が持ち込む以上に爆破させるのは難しい」
以上のことから右京は「静観がいい」と結論。
・それでも尊い命が失われた
右京は「静観がいい」と結論。
幸い、飛行機は爆破しませんでした。
薫も美和子と無事に再会。
しかし、アイシャは自殺してしまいました。
家族が殺されると精神的に追い詰められた誰かが
殺すかと予想していたので、想定外でした。
「命を狙われてる人を1人にしておくか」と
違和感がありました。
薫や右京が呼び出して、自殺が発覚しました。
・印象に残った言葉
アイシャの自殺のあとに、
美和子が薫に言った一言です。
「無力を嘆く気持ちはわかる。けど嘆いていても始まらない。とりあえずやるべきことはやろう」
大切な人が亡くなったあとに、
この発言が出てくる美和子は、
肝が据わってるなぁと感心しました。
・感想
「サルウィン共和国の改革をよく思ってない人たちが、自分の手を汚さずに、誰かにアイシャを殺させようとした」と予想してました。
まさか自殺してしまうとは思いませんでした。
「犯人に罪を償う機会を与えてあげて下さい」と
薫へのメッセージに胸が詰まりました。
自分の命を狙ってる相手にまで、慈悲をかけていたのに驚かされました。
例のメッセージが来た人間は、
皆サルウィンに縁があります。
右京はサルウィン語がわからないので、
薫など、わかる人に翻訳をお願いしてました。
翻訳の過程で、わざと誤訳をしたり、
重要なことを端折ったりして、
仕掛けられているのではないかと予想。
脅迫メッセージが来た1人である外務省の厩谷が
「腐敗政府なら外交は簡単。
しかし政府の質が良くなれば外交はやりづらくなる」と話してたのにひっかかりました。
「国の改革で不都合になるから、
死んでもらったほうが都合がいい」
そんな仮説が出てきました。
さて、次回はどうなるか気になります。