何の肉がわからなかった【ヴェニスの商人】
「肉1ポンドってどういうこと?」
アントニオが金貸しのシャイロックに借金する時に
担保にしたのが、アントニオ自身の肉1ポンド。
しばらく意味がわかりませんでした。
メロディアスライブラリー2023.3.12放送。
・ヴェニスの商人というより
タイトルは『ヴェニスの商人』なので、
主人公アントニオを示しているでしょう。
放送内で小川洋子さんも藤丸由華さんも指摘してましたが、「パッとしない主人公だなぁ」と感じました。
目立つのは、金貸しのシャイロックや
アントニオの窮地を救ったポーシャです。
現代小説でも、タイトルにシャイロックの名前が入ってる作品があるくらいです。
タイトルが「女相続人ポーシャ」でもありかな、と思うくらいです。
・アントニオを窮地を救うポーシャ
現金を払おうとするも、シャイロックは拒否。
後々、シャイロックの狙いはアントニオの命だったことが判明します。
裁判にかけられたアントニオを助けたのは、
法学者に変装したポーシャです。
「肉1ポンドはいいが、血液は証文に書いてない」
「一滴も流してはならぬ」と
「流したら、おまえの財産は没収」
アントニオはおかげで難を逃れました。
「人の肉を血を流さず取れ」
人体の構造を考えると、これは不可能です。
予想だにしなかったので、驚きました。
・感想
シェイクスピア作品は名前は知っているものの
詳しい内容は知りません。
ある程度内容がわかるのは
ロミオとジュリエットくらい。
当時の船の貿易は、現代と比べて
難破するリスクが高かったことが伺えます。
ユダヤ教とキリスト教との対立も垣間見れました。
それにしても、肉1ポンド取られようとしてたときに
「血1滴も流さずに」という条件に驚かされました。
以上、ちえでした。
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