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生き残るために必要なもの【走れ、走って逃げろ】

「人は助け合わないと生きていけない」

「そりゃそうだ」と当たり前のことを言ってるけど、極限状態で逃げ回っている状態だと、余計感じます。

メロディアスライブラリー2022.1.23放送。

・生きる知恵を授けた女性

農家や教会でお世話になったり、
森で生活したりする生活を送ったスルリック。

ある女性の家に行ったときのこと。
スルリックが生きのびるために、
回答を作ってくれました。

名前は「ユレク・スタニャク」と名乗り、
家族や生い立ちについて聞かれても
困らないように教えました。
キリスト教の振る舞いについても教わりました。

この女性の家に二度行きましたが、
2回目は、女性の家がドイツ軍によって
燃やされてしまいました。
パルチザンに協力しているとみなされたからです。

助ける方も命がけと感じました。

・助けた人の中にドイツ軍関係者も

所々「ドイツ軍に見つかってない?」と
思わず突っ込みそうになりました。
中には親切にしてくれる人もいました。

ドイツ軍の士官から、罰金を科せられた人を供給してもらっているヘルマン家へ行きました。
夫はドイツ軍人です。

ユレクはそこで機械に巻き込まれて
腕を失いました。
妻のヘルマン夫人は治療を命じましたが、
医師は「ユダヤ人を治療したくない」と拒否。
別の外科医が対応したものの、
治療が遅れたため切断することになりました。

ドイツ軍人の家族にも関わらず、
ユダヤ人であるユレクを助けようとしたことに
驚きました。

・感想

ワルシャワのゲットーから逃げ出してからも
逃亡生活は続きました。
農村でも、ドイツ軍が見張っていたため
気の休まるときはなかったのが伺えました。

いろんな農家に行きましたが、
親切にしてくれる人から、
邪険に扱う人まで様々です。

ある家にいたときに、
キリスト教の堅信式を受けたのに驚きました。
極限まで追い詰められると、元々の信仰まで失うものかと思いました。

そこの家の人が
「おれたちの神様と同じ神様だ」とユダヤ人のユレクに行ったのが印象的でした。

人によって考えは様々と実感。
「○○(国、宗教など)だから」と
一概に決めつけられないと学びました。

以上、ちえでした。
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