「THE VOC@LOiD M@STER49」一般初参加-熱が冷めないうちに♨-
記事内容
2022年11月12日東京流通センターにて開催された「THE VOC@LOiD M@STER49」に行ってきた。今回はその一般参加のレポートを投稿する。行った人は余韻に浸る、行っていない人、行けなかった人は是非このレポートを一読して欲しい。
多分、行った方が良いと思ウ。
一般初参加背景
THE VOC@LOiD M@STER(以下ボーマス)については2~3年前に自分がボーカロイド楽曲投稿を始めた際に知った。
「ボカロPが直接CDを売ってくれるらしい」と。
しかし、なんだかんだボカロ好きの友達がいない、一人は勇気がいるなど思っているうちに2022年になってしまった。
そんな中こんな一報が入ってきた。
「椎乃味醂が参加する」
そう、敬愛する彼がボーマスに参加するという一報だ。彼は絶対にもっと大きな存在になる、そうしたら二度と会えないかもしれない。
「今しかない。」
そう決断し、「一人でもいい、彼に会いに行こう」と思ったのが今回の初参加に至った背景だ。
当日までのあれこれ
事前ピックアップ
サークルリストを参考に気になるボカロPをピックアップした。
その際ピックアップしたボカロP、サークルは、
・椎乃味醂
・皆川溺
・Seeka.
・GaL(特にYamaji、キツネリ)
(敬称略)
他にも沢山居たが、自分のお財布と相談しつつ、絶対に会いに行くと決めたのがこの4人(サークル)だった。
事前準備
事前にピックアップしたサークルにスムーズに行けるように「最短ルートマップを作成した」。(参加したことのある友達曰く、人気サークルはすぐに売り切れてしまうため最短ルートマップ作りはマストらしい)
次に、チケットを買った。私はここで今年一の失態を犯した。
それは、本当は一番早く入れる時間で行きたかったのにもかかわらず、間違えて2番目に入ることが出来るチケットを買ってしまったことだ。
原因は、前売り券にA券とB券があり(値段が異なる時点で疑問を持つべきだった)、たまたま気になっていたサークルが全てBであったため、「Bのサークルに行くためにはB券が必要なのか」と勘違いしてしまったことだ。
多分こんな間違いを犯す人はいないとは思うが、もしそのように勘違いしている人がいたら、どうかこの記事と出会ってて欲しい。
持ち物チェック
・会場マップ(印刷した方が便利)
・チケット(スクリーンショットか印刷)
・手荷物以外のカバン(紙袋か買うものが多い人はキャリーケース、リュック等がおすすめ)→戦利品用のカバンです。
・お金は細かく(お互いスムーズに売り買いするため Ex. 100円、500円、1000円)
・飲み物
初参加だったが、参加したことのある友人から教えてもらったこれらで快適に参加出来た。友人に感謝。
当日
会場到着から入場まで
最寄りは、「流通センター駅」(モノレール)。比較的小さめの駅で目の前に東京流通センター駅がある。近くにはローソンとタリーズがあった。
A券:引き換え開始 11時30分~12時15分、入場 12時30分
B券:引き換え開始 13時~、入場 13時30分
当日券:14時30分~販売開始
でB券だったので、少し余裕を持って12時30分頃に到着した。
以前、他のライブのグッズ販売などで、始発で行っても買えない等の経験があったので、「流石に30分前には列が出来ているだろう」と思って30分前に会場に到着したが一列も出来ていなかった。
正直、驚いた。係員さんも来場者も時間をしっかり守っていて、率直に感動した。
そしていざ、入場。
お目当てのサークルへ
椎乃味醂
まずは、今回の行くきっかけでもあった「Studio Gnu」の椎乃味醂さんのもとへ。
マップを片手にそわそわそているとついに、ブースの近くへ。やばい、椎乃味醂さんがいる。。。
「本当に存在したんだ…」
本当にこの方がそうなのか、今までずっと聴いてきたのはこの方が制作してきたものなのか…色々想いがこみ上げてきていると、ついに自分の会計に。
緊張しすぎて買うものが決まっているのにも関わらず、
「あ、、えっと、アルバム1枚と、、えっと、、ファイルでお願いします」
その後、サイン列へ。アルバムやグッズを手にした人が列になって並んでいる。ここに並んでいる人が同じ音楽に共感している人だと思うと、今まで共感出来る人が周りにいなかった自分にとって感慨深いものがあった。
そして、私の番に。緊張と喜びと感動がマックスだった。
「サインして頂いてもいいですか・・・?」
一言放つと、「はい!ありがとうございます。」と快く引き受けてくれた。
「あぁ、今まで聴いてきた人はこの人の曲だったんだ」
ひとり懐かしいような、ずっと待っていたような、言葉に出来ない感情に浸っていた。
本当は「いつも○○な時に支えられています」「この曲大好きです」と伝えたかったが、緊張で「いつも応援しています」としか言うことが出来なかった。
一瞬だったけど本当に行って良かったと、出会えてよかったと、心からそう感じる。
Seeka.
次に向かったのは、お目当ての1人であったSeeka.さんのサークルだ。
ブースまでは30mほど離れていたが、遠目でも分かるくらい列が長かったのが印象に残っている。
こちらもがちがちの緊張で挑む。
「あの、、いつも応援しています、、!」
がちがちの私に目を見て、笑顔で対応してくださったSeeka.さん。
皆川溺
その次に向かったのは、こちらもお目当ての1人であった、皆川溺さんだ。
幸い、その前に滞在したSeeka.さんのブースの近くにあったため、すぐにブースを発見することが出来た。
たまたま空いている時間に足を運ぶことができ、スムーズにお目当てのCDをゲットすることが出来た。宛名の要望にも快く対応してくださり、本当に優しい方だった。
余談だが、新譜の「遠泳」を是非聞いて欲しい。詳しくは別記事で書くが、ストレートな歌詞と時々混じる切なさを帯びる言葉たち、そしてその切なくて強い想いを後押しするようなサウンド。
きりがないのでやっぱり別記事で書く。
GaL
そして最後に、お目当ての1組であったGaLのブースへ。
が、遠目から、彼らがあまりにバチバチにきまりすぎていて一回退散。
ここはファッションショーなのか、、それともアイドルの握手会なのか、、?
そう勘違いするほどかっこよくて、所謂オーラが凄かったのが強烈に印象に残っている。
そしていざもう一度チャレンジ。
ブースの前に行くと、サークルのどなたかに話しかけて頂き、無事会計に辿り着く。(サークルの誰だかも緊張して聞けない程だった)
そしてお目当てのアルバムを買おう、、ちょっと待った、今アルバム買ったら帰りの運賃が無い、、!?
想定外のグッズを買ってしまった影響でアルバムを買えるお金が無くなってしまっていた。
本当に、タイムマシンがあるなら即座にATMに行きたい。人生TOP3に入る失態を犯してしまった。
しかし、なんとしてでも彼らの何かを持って帰りたいと思い、とっさに2枚のステッカーを注文。
本当にアルバムが欲しかったが、ステッカーを買えるだけのお金が残っててよかった、と自分に言い聞かせている(良くない)。
勝ったステッカーはスマホケースに入れるか、はたまたPCに焼き印するか、絶賛幸せな悩み中である。
他のサークル徘徊
お目当てのサークルをなんとか全てコンプリートし、最後に他のサークルの徘徊へ。
ブースの隣から聞こえてくる声、誰だかは分からないけど列を成すほどリスナーがいるブース。インタネット上とはまた違う、ここにしかない出会いを沢山経験出来た。
こんなに素敵な音楽が溢れているんだな、としみじみ感じながら徘徊した。
戦利品(写真)
おわりに
本当に行って良かったと、今この記事を書きながら余韻に浸っている。
そして将来、音楽で頑張る人、想いを届けている人を応援したい、と改めて感じる一日だった。
またいつか、行ける日が来ますように。
そして、彼らの音楽がまっすぐに届くように、
これからも彼らを応援したい。