読書メモ:幸せのひきがね
基本情報
『所ジョージの世田谷ベース55 幸せのひきがね』
所ジョージ
2024年3月28日発行
TBSラジオの「土曜朝6時木梨の会」をradikoで聞いていた時に
ノリさんがさらっと「所さんも本の出したんだよね?」と振っており、
所さんが「買わなくていいですから」と言っており、気になり、購入した一冊。
「所ジョージの世田谷ベース」のムック本である。
構成
はじめに 幸せのひきがねは何処にある?
1 家族・夫婦・結婚・恋愛
2 考え方
3 イラスト/言葉遊び編
4 暮らし
5 表現
6 短編
7 イラスト/所さんが創造した動物・昆虫編
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奥月
感想
どこかのタイミングで書こうと思うが、今年の1月~3月まで会社を休んでおり、その期間にお世話になったものに関しては、ちゃんとお金を払いたいと思い購入した一冊。
(「木梨の会」を毎週聞いており、その他にもラジオだと「さらば青春の光がtaダ、baカ、saワギ」「ナインティナインのオールナイトニッポン」「石橋貴明のGATE7」「伊集院光のタネ」を聞いていた)
「木梨の会」で5月14日の矢吹フェス開催を発表した際も所さんは、チケットが1万もすることを聞いて「高けー。皆さん、来なくていいですからね。勝手にやってるだけですから」と仰っており、自分が楽しいと思うことを本当にされているんだなと感じた。
所さん流の人生の楽しみ方が書かれており、前向きになれる本書。
何事も楽しく考えて幸せのひきがねを探そうというのが、所さんの基本的なスタントだが、たけしさん、さんまさんと似ていると思うところがあった。
(タモリさんも似たようなことをおっていたと思う)
たけしさんは、
「何も無くていいんだ。
人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ」
さんまさんであれば、
「生きてるだけで丸儲け」や
「俺は、絶対落ち込まないのよ。落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。過大評価しているからうまくいかなくて落ち込むのよ。人間なんて、今日できたこと・やったことがすべてやねん」
所さんは、
「自分で自分を、このくらいの力はある!ってランク付けしない事です。
その時々で自分の位置を上げ下げできれば、挫折することもありません。
そもそも自分なんて、たいした人間じゃないのですから」
お笑い界のトップでも必要以上に過大評価せず謙虚で生きているかと思うと自分なんかもっとたいしたことなんかないと思わされる。
それこそ赤塚不二夫先生の天才バカボンの「それでいいのだ!」にも通じる考え方で、すべてを肯定する生き方なのだろうと思う。
どうせいろいろある人生を生きるなら、明るく楽しく生きていきたいと思わせてくれる一冊であった。
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