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中学時代の淡い夢。「古墳の研究者になりたい」

中学生の頃、「将来は、古墳の研究者になりたいな」と思っていたことをふと思い出しました。
とは言っても、古墳に詳しいわけではないし、この研究者になるために何かアクションを起こしたわけでもありません。
ただ、いまだに「古墳」ときくと、「おっ♪」と興味が湧きます。

〇 きっかけは、小学校時代の修学旅行
小学生時代、修学旅行の行先は九州の佐賀・熊本でした。
その中で、佐賀県の吉野ケ里遺跡に行きました。
遺跡の展示室に入ると、なにか惹かれるものがあって、没入していきました。
どうして当時の人々は、こんな土器を使っていたんだろう?
どんな生活を送っていたんだろう?
副葬品の由来は?
どんな背景があって、ここに埋葬されたのだろう?

この日、修学旅行の昼食は、古墳の上の公園で食べることになりました。
「えっ、ここは古墳だったの!?」と、古墳にコーフンしたような…

「将来は、考古学…とくに古墳の研究がしたいなあ。」と思うようになりました。
当時は、インターネットとかが全然普及していなくて、ワープロがやっとという時代したので、古墳について身近なところで勉強する術を知りませんでした。
小学校の社会科の資料集に載っている、古墳のページをじっくりと眺める程度でした。

〇 中学生になり…
中学生になっても、「古墳の研究者になりたい」という想いはそのまま残っていました。
この時期もやはり、歴史の資料集に載っている古墳のページを眺めていました。
将来の進路についても考えてみました。
さて、古墳の研究者になるにはどうしたらいいのだろう?そうだまず、研究するとなると、大学に行くよね。学部は文学部だろう。専攻は考古学だな。
よし、親にこの夢について相談しようと思い立ち…思い切って言ってみました。

私「将来ね、古墳の研究者になりたい。だからね、大学の文学部に進学して、考古学を専攻したい。」

親「古墳の研究をするとして、その後、就職先はどう考えているの?」

私は、親の「その後の就職先は?」という質問に、ふと立ち止まりました。
そうだ…大学で研究できたとしても、その後はどんな就職先があるのだろう?

当時は、インターネットで調べるというような術がなかったので、その先の就職先まで考えるとなると、「どうしよう」と立ち止まってしまいました。

今なら、色々な情報をもとに…大学院の博士課程まで進んで、大学の先生になりたいとか、博物館の学芸員になりたいとか、高校の日本史の先生になりたいとか…と考えていたのかもなあと思います。

当時は、「古墳の研究者、その後の進路先」というところで立ち止まったまま、将来の夢という点ではフェードアウトしていきました。

〇 でもいまだに…
いまだに、出掛けた先で「近くに古墳がある」ときくと、「おっ♪ 行ってみたい!」と思います。

1年前の、2024年2月には、「大阪に住んでいるうちにぜひ行ってみたい古墳!」として、堺市にある『百舌鳥古墳群』に行ってきました。
仁徳天皇陵古墳としても有名ですよね。
この古墳群のことを、この記事内で書くと長くなりそうなので、今日は写真だけ♪
やはり、「おっ♪」と思って行ってきました。

・百舌鳥古墳群ビジターセンターがあり、この古墳について知ることができます。

百舌鳥古墳群ビジターセンター

・仁徳天皇陵。宮内庁が管理しています。天皇陵古墳自体は広大で、写真には収まり切れません。

仁徳天皇陵

・天皇陵の近くに、堺市博物館があります。百舌鳥古墳群についてや、堺の歴史・文化について知ることができます。

堺市博物館

仁徳天皇陵古墳の近くに『こふん前cafe IROHA 』というカフェがあり、こふんバーガーを食べてみました。

こふんバーガー


お肉がふんわりで美味しいっ!
バンズに古墳のマークがついていてなんだかイイ。

さいごはバーガーの話になっちゃいましたが(笑)
子どものころに、「おっ♪」と魅力を感じたものに、なにか没頭できるヒントがあって、これからの仕事をする上でのヒントにもなるのかなあ。と思います。

私はなぜ古墳に「おっ♪」となるのか、まだ自己分析していませんが、ちょっとその心の内を探ってみたくなりました。

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