当時34歳主婦、通信制大学院(教育学修士)に入学してみた【修了までの概要編】『楽しかった』
私は34歳で専業主婦になった時に、「今、やりたい事にチャレンジしよう」と思い、通信制の大学院に入学しました。
修業年限の2年で修了しました。
今日はその概要について書きます。
なぜこの件について書こうと思ったのかというと、私がこの道を目指した時に実感したのですが、
「通信制の大学院に行った人の情報が少ない」という事です。
周りに大学院の修士課程を修了した方はいるのですが、「通信制」の大学院を修了した身内はいませんでした。
インターネットで情報収集しても、当時は少なく・・
ただ、「今、めっちゃ学びたい!」という知的好奇心が勝ったのか、入学してからの2年間は私にとって充実したものとなり、無事修了できました。
今回は、「概要」について書くことにしました。
本当はもっと一つ一つについて詳しく書きたいのですが、おそらく、学校や研究内容、指導の進め方によって、学び方は様々だと思います。
なので、本当に進学したいぞ!と思われる方は、目指す学び舎の情報を、しっかりと調べてください☺
今回は、あくまでも私の修士体験記の概要、ということで♪
〇 学校選び
私は元々、文系の大学を卒業していますが教育学部出身ではありません。
29歳の時に、通信制大学の、教員免許取得課程で2年間学び、教員免許を取得しました。
その通信制大学での授業が楽しかったのを憶えています。この大学が、通信制の大学院も開校しているのを知っていました。
「いつか、ここの大学院で学べたらいいなあ。」
と、ぼんやりと思っていました。夢のまた夢だと思っていましたが。
30歳代前半の2年間は、教員として働きました。
34歳で転勤族の妻、主婦になった時に、
「おっ、待てよ、この大学院に行くなら今かもしれない!」
と思い、進学することにしました。
〇 研究科選び
私は、教育学研究科に進学しました。
大学は教育学以外の学部ですが。教員免許取得課程で学んだご縁で、教育学研究科に進もうと考えました。
〇 入学願書
入学願書を提出しました。
①志望動機
②研究計画書(概要?)
だったと思います。
〇 入試
私の大学院では、9月と2月に試験のチャンスがあります。
私は2月の入試に出願しました。
試験の内容は、専門試験と、面接試験です。
大学院のキャンパス(本部)に行って受験しました。
その後合格通知が来て、入学しました。
〇 履修
所定の科目を履修し、合格することで修了となります。
私の大学院では、主に3種類ありました。
①テキスト履修
②スクーリング履修
③修士論文履修
①テキスト履修
指定されたテキストをもとに、自宅でリポートを作成し、合格
科目最終試験(在宅試験)を提出し、合格
両方合格することて、修得単位として認定されます。
修士課程の2年目は、特に修士論文で忙しくなるので、1年目にテキスト履修を着実に修得しておくほうが望ましいかもしれません。
②スクーリング履修
実際にキャンパスに行き、直接授業を受けました。
(7年前の情報です。現在はオンライン化が進んでいる世の中なので、オンライン授業の新設?など、便利になっているかもしれませんが。)
私は当時九州に住んでいました。大学院のキャンパスは関西です。
泊りがけでスクーリングに行きました。
移動距離が長い、という点で少し大変でしたが、2年間で考えるとキャンパスで学ぶのは短い期間です。良い経験になりました。
③修士論文履修
指導教員による個別指導と、修士論文中間発表会、論文作成が主となります。
指導の先生と学生のやりとりによって、学ぶ過程は様々だと思います。
先生には、本当に本当にお世話になりました。
個別指導では、私の論文案に関して深い洞察とアドバイスをいただき、それを私なりに解釈し、さらに知識を学び、研究を深めていく。そのやりとりによって、どんどん論文の内容を深めていく感じです。
〇 小学校教諭専修免許状
私が通っていた通信制の大学院では、小学校教諭の専修免許状が取得可でした。
専修免許状とは、一種免許状(学部を卒業することで取得できる免許状)を基礎にして、大学院で所定の単位を修得し、修了することで取得できる免許状です。
私は元々、29歳から教員を目指した時に、小学校教諭の一種免許状を取得していました。なのでこの要件に該当します。
修士課程の修了時、小学校教諭の専修免許状をいただきました。
〇 おわりに
通信制で学ぶメリットは、転勤などをあまり気にせずに学べるという点もあると思います。
私は転勤族をスタートさせてから通信制の大学院で学びましたが、その恩恵は大いにあったと思います。
学びの本質を深めていく、修士課程での学びはとても楽しく感じました。
「周りに通信制大学院に通ったロールモデルがいない」という状況からのスタートでしたが、手探りながら充実した2年間でした。
お世話になった方々、本当にありがとうございます♪