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心に残った本

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#道をひらく

時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。【随筆:道をひらく】より

時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。【随筆:道をひらく】より

私のすきな本の一つに、『道をひらく』があります。
パナソニックの創業者、松下幸之助さんの随筆です。

この本の中で、特に心に残った話があります。
そのタイトルは、「時を待つ心」です。
この話の中から、一部分ですが抜粋します。

〇 この随筆と出逢った頃

この随筆を初めて読んだのは、約十数年前、私が29歳の頃です。

その頃、私は新卒から勤務していた百貨店を急遽辞めることになりました。
次にどんな

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